- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784488024550
感想・レビュー・書評
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途中から、タイトルのNはどの「N」かな?と思いながら読みました。湊かなえさんの本に共通しているが、この話も同じ事件を何人かの登場人物の視点から何回も見ることになるので、ここがこう繋がったのか!と気付いてまた話を戻って該当部分を読んでみることも多かった。再読するとまた違う発見があるだろうと思う。
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2014年ドラマ化。地上波では再放送されず、限られた配信サービスでしか見ることができないドラマの原作。
「究極の愛」とは何ですか?(いちじく) -
普段人が口にはしないけど思っていることが非常にリアルに描かれている。
人の深層にある気持ちを表現するのが上手い。
恋愛なのか友情なのか、はたまた恋愛を超える気持ちなのか。登場人物それぞれが想う「誰かのために」が交差するストーリー。
読み終わったらきっと優しく、強い気持ちを感じます。
ドラマ版もおすすめです。 -
それぞれの愛のカタチ。
ある事実がある。
それぞれの視点からモノローグ調で、実際はこうだったーとそれぞれが思っている。
でも、それはそれぞれ違う。
安藤の人となりがイマイチ昇華できず。
読後ももやもや。
読解力がないだけか。
それぞれ思うNを守れて思うままにできたのなら、ハッピーエンドなのか?
ちょっと理解し難い愛と、哀しい痛み。
2回は読みたくない。 -
N気づかなかった…!
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ドラマ見てない
頭の中で整理しきれないまま
読み進めていって終わってしまった感じ。
で、?っていう -
ドラマ(2014年)も観ましたが、久々に湊かなえ本を読了。
登場人物ごとのモノローグで話が展開され、事件の核心がわかってきます。
互いに相手を想ってるのにすれ違いがあり、、、というのがテーマかと。
唯一、安藤がドアのチェーンをかけた理由が不明でした。
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それぞれの愛の形が描かれていた。
人は他人には言えない何かを抱えている。
自分から見る自分と他人から見る自分に大きな差があると思った。 -
タワーマンションで起きた殺人事件。
章ごとにそれぞれの「N」の目線で事件の真相が紐解かれていく。
この時のセリフや行動はここに繋がっていたのか、と思わされる場面が多く、読み返したくなる作品。
かなりサクサクと1日で読み終わりました。 -
ひとつの事件が複数の人物の視点から語られていく。表に見えている事実とその裏にある思いは違って、それぞれが何かを抱えていて誰かを強く想っている。一気読みしたけど、最後はちょっと肩透かし感があったな。