窓辺の老人 (キャンピオン氏の事件簿1) (創元推理文庫)

  • 東京創元社
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本棚登録 : 187
感想 : 23
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  • Amazon.co.jp ・本 (300ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488210045

作品紹介・あらすじ

クリスティ、セイヤーズらと並び、四大女流ミステリ作家のひとりに数えられるアリンガム。その名探偵アルバート・キャンピオンの魅力を存分に味わえる日本オリジナル短編集。

感想・レビュー・書評

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  • 英国四大女流ミステリ作家の1人、アリンガムが生み出した探偵キャンピオンの探偵譚。
    短編集7編と小エッセイを収録。
    なんとも古き良き時代のミステリで、つかみ所のないキャンピオンの飄々とした活躍(?)をのんびり楽しめる。
    やっぱりこういうのっていいよね。

  • 女流ミステリの巨匠が生んだ名探偵の魅力を、存分にご堪能あれ。

    クリスティらと並び、英国四大女流ミステリ作家と称されるアリンガム。
    その巨匠が生んだ名探偵キャンピオン氏の魅力を存分に味わえる、粒ぞろいの短編集。
    袋小路で起きた不可解な事件の謎を解く「ボーダーライン事件」や、20年間毎日7時間半も社交クラブの窓辺にすわり続けているという伝説をもつ老人をめぐる、素っ頓狂な事件を描く表題作など計7編のほか、著者エッセイを併録。

  • 図書館で。
    英国では有名な女性推理作家さんという事なのですが知らなかったな~と借りてみました。中々面白かったです。

    短編集なので今度は長い話が読みたいかなぁ、なんて思いました。

  • 3+

    日本独自の短編集。キャラも謎も悪くはないがとにかく地味。クリスティ、セイヤーズ辺りより少し時代をさかのぼってる感がある。まあ雰囲気は良い。

  • キャンピオン氏の事件簿。日本オリジナル短編集一作目。
    特徴の無いキャンピオンだが、頭脳は冴えており各短編もかなりレベルが高くおもしろかった。

    マージェリー・アリンガム、すごくいい!

  • ミステリ。短編集。キャンピオン・シリーズ。
    初めて読む作家さん。英国四大女流ミステリ作家、らしい。クリスティ、セイヤーズ、マーシュ、アリンガム。
    シンプルながら、確かな完成度。
    古き良き時代、とでもいうような、数十年前の欧州の雰囲気が良い。
    「怪盗 〈疑問符〉」が好き。

  • 2.5

  • うーん。
    つまんなくはないけど、いかんせん、古臭いなー
    探偵アルバート・キャンピオンも、当節のキャラ立ち探偵に比べると、やっぱり地味だしなあ。

  • のんびりゆったりふわっとさっぱり楽しめる。正体がもう1つはっきりしない探偵さんのことをあれやこれやと想像してみるのも一興かな。ほんと、お茶受けにぴったりです。

  • 2015/05/07読了

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著者プロフィール

本名マージェリー・ルイーズ・ヤングマン・カーター。1904年、英国ロンドン生まれ。別名マックスウェル・マーチ。文筆家の家系に育ち、16歳で長編小説を書き上げる早熟の天才ぶりを見せ、1923年に冒険小説"Blackerchief Dick"を発表、27年には犯人当ての長編ミステリ「ホワイトコテージの殺人」を新聞連載している。"The Crime at Black Dudley"(29)に端役で登場したアルバート・キャンピオンは"Look to the Lady" (30)以降の作品でシリーズ探偵となる。映画化された「霧の中の虎」(52)や英国推理作家協会賞ゴールド・ダガー賞の次点長編「殺人者の街角」(58)など、数多くの長短編が書かれた。66年、シリーズ19作目の長編"Cargo of Eagles"を執筆中に死去。同作は夫フィリップ・ヤングマン・カーターによって補筆・完成された。

「2023年 『ファラデー家の殺人』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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