- Amazon.co.jp ・本 (347ページ)
- / ISBN・EAN: 9784488273095
感想・レビュー・書評
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図書館で。
食べ物が美味しそう。青いクルミを入れたブランデーとかちょっと飲んでみたいなぁ。
ミステリー小説というよりはブルーノ署長の日々プラスちょっと事件、といった感じ。なんとなくイギリス女生の方とうまく行くのかと思ってましたが違ってましたね。今後のシリーズでどう変わって行くかはわかりませんが。
移民の問題も過去の戦争も難しい問題なんだろうなぁと思います。やっぱり過去は残りますよね。食べ物が美味しそうなので次も読んでみようかな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2/3くらいは「ムック『フランスの田舎の暮らし方』」だった。残り1/3のだいぶ終盤になってようやく捜査が進展し、唐突に容疑者が浮かび上がってきた。
ブルーノ署長と一緒に食事と田舎の風光明媚を楽しみながらゆっくり事件を解決しましょうという感じのミステリー。
田舎だからか署長ですら法よりも自治体のルールを優先。
読み始めた時は仮にも警察、そんなことでいいのかと思ったが、天涯孤独の自分を無条件で受け入れてくれた村人との穏やかな関係がもう署長の血肉になってしまってるんだろうなあ。彼が守りたいのは法ではなく村人なんだろうと思う。
実際、署長が自分の家を持った時に村人たちが力を貸して何から何まで面倒見てくれたくだりはちょっと泣けた。
警察署長がそういう情や関係性を最優先させるのがいいかどうかは別として。 -
新着図書コーナー展示は、2週間です。通常の配架場所は、3階開架 請求記号:933.7//W36
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警察署長ブルーノ・シリーズ第1作。
フランス南西部に位置する小さな村サンドニが舞台。風光明媚な土地でのコージーな雰囲気のミステリと思ったら少々違っていた。第二次世界大戦まで遡る陰惨な歴史がモチーフの骨太な内容だ。だが、せっかくの題材が生かし切れていない印象。 -
2012年2月11日読了。
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紹介:ミステリマガジン 2012/02 海外レビュー杉江松恋 P.197