- Amazon.co.jp ・本 (444ページ)
- / ISBN・EAN: 9784488443122
感想・レビュー・書評
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明るい推理小説。テンポとキャラクターに癒やされます。なかなかの殺人シーンなのに、エンタメ性充分なせいか、終始気楽に読めます。
アリバイ崩しは、集中して読まなきゃなので、正直当てるのはしんどいですが、丁寧な解説に感謝。容疑者が多く、把握するのが大変ですが、少しずつ犯人が絞られていくので、飽きません。
作者さんのファンです!書き続けてほしいです! -
体育館の殺人に続く第2弾。風ヶ丘高校新聞部の水族館取材中に飼育員がサメに食いつかれるという殺人事件が起こる。容疑者はなんと11人。裏添天馬の推理が冴える。前作はシリーズ化を想定していなく、この巻から登場人物の背景についての描写や新たなキャラクターの登場など見所満載。創元社のホームページには主要キャラクターのイラストも載っていました。(2016年8月とあるのでかなり古いですが)このままアニメかできるのではという内容のできでアニメ映画化すればいいのになぁと思いました。
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面白かった。
裏染天馬シリーズ2冊目。やっぱりデビュー作よりこなれて読みやすくて、死体発見シーンはド派手で、ちょっとグロテスクだけど文章が恬淡とした印象でそこまでおどろおどろしくないのも、本格志向っぽい。
飯城勇三氏の解説はちょっとクイーンに寄せすぎてて、言いたいことはわかるけど、いまいち…。我田引水的と言いますか。
でも初刊では読者への挑戦がなかったの、知らなかった。やっぱりワクワクが倍増なのであるのが嬉しい挑戦状よ。 -
ミステリ小説のメインは犯人探し。
そしてその謎解きは「動機」「アリバイ崩し」「密室崩し」かで分かれる。
久しぶりにアリバイ崩しがメインのミステリ小説を読んだ気がする。コレ面白かった!
私の入口は津村秀介さんだからアリバイ崩しが好きな自分を思い出した。 -
カタヤマ新本格新書から。新進の気鋭分野で、筆頭に挙げられていたこともあり、読む前から期待大。でも、おそらく意図的に醸し出されるラノベテイストに、ちょっとげんなり。そして案の定というか、一番の重点は謎解きにあり、物語そのものは特に楽しめるものでもなし。これをきっかけに、是非とも他の作品を!とは思わされず。
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水族館という珍しい場所を舞台にした事件に惹かれて読んだ。水族館の見取り図がついた推理小説とか、アガる...!
水族館内の魚の描写が楽しい。サメに食べられてるのはちょっとグロいけど...。
登場人物は多すぎたけど、一人一人個性があるので思ったより想像しやすかった。でも謎解きはちょっと混乱気味..。想像力が足りないのかな?
後卓球の試合描写が細かくてすごいと思ったけど、必要だったのかな?作者さんは卓球部?
裏染くんの勘当の理由や押切さんとの関係も気になりつつ、読了。
柚乃ちゃんは夢水シリーズの岩崎亜衣ちゃんを思い出すな...なぜか。