切れない糸 (創元推理文庫) (創元推理文庫 M さ 3-4)

著者 :
  • 東京創元社
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  • Amazon.co.jp ・本 (432ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488457044

感想・レビュー・書評

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  • 商店街の中で紡がれる人と人との繋がりの暖かさが心地よい。4話からなるが、全ての話が繋がっていて1つの大きな物語となっている。サクサク読めた。

  • 就職が決まらず不本意ながら実家のクリーニング店を手伝うことになった。持ち込まれる服や顧客には色々と謎がある。解決するのは喫茶店で働く親友の沢田。

    日常の謎を解く、いわゆるコージー・ミステリー。クリーニング蘊蓄あり、その他蘊蓄あり、軽く、楽しく読ませてもらった。続編を書くと言いながらずっと書いてないらしい。

  • プロローグ
    第一話 グッバイからはじめよう
    第二話 東京、東京
    第三話 秋祭りの夜
    第四話 商店街の歳末
    エピローグ

    周囲が新しい門出に沸く春、思いがけず家業のクリーニング店を継ぐことになった大学卒業間近の新井和也。不慣れな集荷作業で預かった衣類から、数々の謎が生まれていく。同じ商店街の喫茶店・ロッキーで働く沢田直之、アイロン職人・シゲさんなど周囲の人に助けられながら失敗を重ねつつ成長していく和也。商店街の四季と共に、人々の温かさを爽やかに描く、青春ミステリ

  • ホームズとワトソンのような探偵コンビの出てくる日常の謎系ミステリーのようで、青春小説かな。ほっこりします。

  • やっぱりいいんだよな〜坂木さんの小説。
    読み出したら止まらない!でも終わって欲しくない‼︎
    今回もほっこりミステリーに癒された。

  • 家族が営む商店街のクリーニング店に両親と住んでいる大学生の和也。
    店主の父親が突然亡くなり店の手伝いを始める。
    商店街の喫茶店に勤める沢田に相談しながら、
    お客さんの問題を解決していく短編集。
    劇的なエンディングやオチはがないが、
    ゆるっと読め、思わず微笑んでしまうような、
    優しい気持ちになれるストーリーでした。

  • 心がほっこりするミステリーでした。
    とても読みやすかったし、どの登場人物も素敵で魅力的でした。
    それに、話が面白いだけでなく、服やクリーニングに関する豆知識もたくさん知ることができて、ためになりました。
    あまり小説や本を読まない人にもおすすめできる作品です。

  • 友達の在り方を考え直した。
    どうしても執着してしまうが、あの2人はいい距離感だと思った
    東京喰種のカネキとヒデに似ている気がする
    推理の内容は割と読めてしまう

  • サクッと読めて楽しい

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著者プロフィール

一九六九年、東京都生まれ。二〇〇二年『青空の卵』で〈覆面作家〉としてデビュー。一三年『和菓子のアン』で第二回静岡書店大賞・映像化したい文庫部門大賞を受賞。主な著書に『ワーキング・ホリデー』『ホテルジューシー』『大きな音が聞こえるか』『肉小説集』『鶏小説集』『女子的生活』など。

「2022年 『おいしい旅 初めて編』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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