- Amazon.co.jp ・本 (461ページ)
- / ISBN・EAN: 9784488464028
感想・レビュー・書評
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早くも、挫折しそうだ。。。w
伊坂先生の作品を読み漁ろう!と
意気揚々と手に取った1冊目で選ぶ作品ではなかったらしいw
なんだろ、、、兎にも角にもしんどかったー。
猫だから?動物がしゃべるから?
最終的な大筋の流れはざっくり覗いて見た訳だけど、ちゃんと読めてたら驚いて面白かったのかなー。。。わからん。
人の名前と猫の名前と、しかも読み方もちょっと独特で
そういうの最近はほんとに苦手です。
場面がカチャカチャ変わるのは、それこそ殺し屋シリーズでもそうだったのに、この作品の場合は、ただただよくわからんかった。
「この、今話しているのは猫?人間?敵?」誰??って感じで、しょっちゅう止まってしまって、没入は無理だったなー。
猫だからかなぁ?w
残念でした。
一周回って、また読もうかな。。。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
すごい世界観。猫と鼠の話し合ってる所面白かった。最初の方は話を掴めずに時間かかったけど後半は徐々に話が繋がりすっきり。帰れて良かったよ。トム ギャロ 中心の鼠
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伊坂作品にしては珍しい世界観だな……と感じました。
その分なかなか世界観に入り込めず、読むのに時間がかかりました(苦笑)
主人公は最早、猫でしょう。
殆ど語るのが猫だし(なのでネタバレにはならないと思います)“私”なる人物はほぼ聞き手。
しかし、悪役はとことん悪に徹している辺りは伊坂作品らしさがあり、面白かったです……が、私的に伊坂作品には痛快さを求めている節があるため、そこを求めている同志(←え)さんには物足りない感じがあるかもしれません…… -
2015年
2022/03/01 2回目 -
読み始め、設定とかがイマイチでつまらなそうと思ったら、途中からハマった。
そもそもが空想の世界だし、何が起きてもおかしくない中、まさかそうきたか。予想外がスッキリしてよかったなぁ。
戦争についてとか、漠然とは考えてても、具体的に事件が起きたり、文字になると怖くなる。第三者の猫目線が俯瞰してて冷静に見れるけど、そのお陰で考えさせられる。
時々、ドキッとするセリフとかあった。 -
〜2021.12.06
前半は淡々とした話で飽きそうだったが、後半になるにつれ謎が解けていくその展開にワクワクした。
「疑う心をもてよ。」 その言葉通りの作品だった。
『啓蒙とは何か』と一緒に読めばより一層面白くなると思う。 -
主人公が頻繁に入れ替わるため、読み方に慣れたり、世界観に入り込んだりするのに時間がかかった。
一方で、100ページをすぎたくらいからか、この本の世界観に慣れ、時間を忘れて読み進めてしまった。
この本は、猫と人間の会話から始まる。
幼い頃からよく、「豚や牛が離せるようになったら、人は食べることができるのか?」「ペットが話せるようになったら、虐待は減るのでは?」と考えてきた私にとって、解のひとつを見ているようで、登場人物(動物)の言動や思想に目が離せなかった。
猫目線の思想も細かく描かれており、大変興味深かった。今後、猫を見かけた際には「かわいい」で終わらない、多様な考察をしてしまいそうだ。
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猫を主人公に据えた一風変わった話。伊坂幸太郎は一風変わった話が多いがその中でも特に変わったファンタジーに仕上がってる。
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伊坂幸太郎らしいどんでん返しと結末がすとんと胸に落ちて暖かい気持ちになりました。
とても爽やかで穏やかな不思議な読後感を与えてくれました。
この伊坂幸太郎の読後感はやっぱり癖になります。
ただ途中少し読むのが退屈な部分があったので☆4つ。