時間封鎖〈下〉 (創元SF文庫) (創元SF文庫 ウ 9-4)
- 東京創元社 (2008年10月31日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (364ページ)
- / ISBN・EAN: 9784488706043
感想・レビュー・書評
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2人のその後が気になる。
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火星と交流を始めてからのアメリカ政府の対応が腑に落ちないねぇ。アメリカが全世界を代表しちゃって行くのかなやはりこういう場合。ま、我が国でないことは確かだけどさ。アメリカは行ったことがないので西海岸から東海岸まで車で行くとどんなものかよくわからないけれど大変そう。前に新聞で村山由佳さんのエッセーを読んだのだけど、アメリカでカーナビを入れると「360キロさきを左折」なんて言われるんだって!それまで直進!?実は私、この作品の最大の関心は「キャロル」にありました。そして作者は周到な話を彼女に用意してくれたので、満足であります。思いがけず面白い本でした。
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8月18日読了。
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SFはふだんほとんど読まないのだが、これはおもしろかったーーーーー!SFなんだけど、アメリカ青春文学っぽい感じもあって、ちょっとカズオ・イシグロ「わたしを離さないで」みたいな雰囲気もあって、すんごく好みだったーーーーー! にわかマイSFブームがやってきたくらい、おもしろかった。北上次郎さんじゃないけど、オレはこういうSFを読みたいんだよ〜〜と。 「時間封鎖」のなかで主人公がワンさんに貸してあげた火星がでてくるSFを読んでみようか、とか。
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先ほど紹介した本の下巻。
とても感動的だし、どうやら三部作のようでちょっと謎が謎のままで終わってますが不満に思うほどでもなく、きれいです。
待ちきれないので夏休みになっても時間封鎖熱が冷めていなかったら続巻が原作で構わないので購入できないか探してみます。 -
SFにありがちな最終的な失速がなかった。 5月下旬読
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たまにSFを読みたくなるのですが、そのときに中々良い物にめぐりあわずSFが嫌いになりそうだったのですが、この作品と出会えて、いやいやSFも捨てたもんじゃないと思えました。設定について、読み出す前はちょっとどうなんだと思いましたが、いざ読み始めるとすんなりとこの設定を受け入れていました。最終的には仮定体のような存在があってもおかしくは無いと思っている自分に気づきます。
とりあえず、四の五の言わずにとりあえず読んでみてください。 -
展開は面白いのだが、スピンの存在意義の説明が回りくどくて、わかりづらい。
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2009.05.17 読了
2009.05.06 購入 -
ストーリーを引き延ばし過ぎの気がして、最初は面白く読めたのだけど、途中から中弛みのイメージ。最後もちょいと説明不足のまま、尻すぼみに終わった感じ、かな。SFが結構苦手なわたしにしては、意外と面白く読めたけど。