銀河英雄伝説〈2〉野望篇 (創元SF文庫) (創元SF文庫 た 1-2)

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  • 東京創元社
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  • Amazon.co.jp ・本 (373ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488725020

感想・レビュー・書評

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  • 知らなかった・・・キルヒアイスがこんなに早く舞台から去るとは・・・。SF大河小説の金字塔と言われるのも頷ける内容です。

  • 全10巻を通して、この巻がいちばん好きです。
    話の展開も、人物描写も深いから。

  • 創元SF文庫で再刊されているのに気づき、十年ぶりくらいに手に取りました。懐かしい。大人になって気になるところはありますが(例えば帝国にいる有色人種はどこにいったのか、とか)、やはり面白い。世界すべてを構築し、複数の視点をすべて書き込むという神の視点において、この作者の本は面白かった。逆に『創竜伝』のような著者の日常の憤懣が織り込まれてしまうと、その卑小さが目について放り出してしまうのだけれど。久々に十冊揃えてみようかと思います。迷走するトリューニヒトのような人々をTVで見るにつけ。

  • キルヒアイスー!!

  • 2023年度【国際学部】入学前知トラ「課題図書」推薦作品

    OPAC(附属図書館蔵書検索)リンク
    https://opac.lib.hiroshima-cu.ac.jp/opac/volume/490661?locale=ja&target=l

  • いつの時代も,どの空間でも,人は自分を中心に世界が回っているかのように自らを欺くが,階級社会となると欺く以前に,自分の属する以外の階級に触れることが生涯ないため埒外になる.歴史に基づいた現代人への問いかけと共に物語は紡がれる,階級の異なる2人の主人公が織りなすこの世界はどこへ向かうのか.時間が溶ける.

  • 読了。
    こんなに早く彼がいなくなるとは思っていなかった。ラインハルト様は半身と永遠の別れをし、姉とも別れてしまったことが辛い。銀英伝2巻を読んでいると言うと誰もが口を噤む理由がわかった。まだ登場人物の名前を覚えられてはいないし、流れもうまく掴めてはいないけれど、物語に引き込まれている。私もこの物語の中にいるような感覚で読んでいる。大きな流れにいる。

  • 銀英伝再読中。
    両陣営とも内戦の収拾に終始する第二巻。
    ラストに待つ悲劇を知るだけに、物語を進めるのを躊躇った。

  • どんどん面白くなってくる。
    ここでのキャラクターにも愛着が湧いてきた。

  • 自由惑星同盟でクーデター勃発。叛徒鎮圧の命令がヤンに下るが、首都を制圧したその首謀者は、彼が篤く信頼を寄せていた人物だった。一方帝国でも、皇帝崩御以降激化する貴族間の権力闘争の渦中に身を置くラインハルトに、新たな試練が課されようとしていた。不敗の魔術師と常勝のの天才、二人の英雄の決断が、銀河史に新たな波瀾を呼ぶ。巻措く能わざるスペース・オペラ、第二巻。
    (1983年)
    — 目次 —
    第一章 嵐の前
    第二章 発火点
    第三章 ヤン艦隊出動
    第四章 流血の宇宙
    第五章 ドーリア星域の会戦
    第六章 勇気と忠誠
    第七章 誰がための勝利
    第八章 黄金樹は倒れた
    第九章 さらば、遠き日
    解説/大森望

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著者プロフィール

1952年熊本県生まれ。学習院大学大学院修了。1978年「緑の草原に……」で幻影城新人賞を受賞しデビュー。1988年『銀河英雄伝説』で第19回星雲賞(日本長編部門)を受賞。2006年『ラインの虜囚』で第22回うつのみやこども賞を受賞した。壮大なスケールと緻密な構成で、『薬師寺涼子の怪奇事件簿』『創竜伝』『アルスラーン戦記』など大人気シリーズを多数執筆している。本書ほか、『岳飛伝』『新・水滸後伝』『天竺熱風録』などの中国歴史小説も絶大な支持を得ている。

「2023年 『残照』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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