ロジカル・シンキング (Best solution)

  • 東洋経済新報社
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  • Amazon.co.jp ・本 (227ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784492531129

作品紹介・あらすじ

本書の狙いは、体系立った、しかもシンプルで実践的なロジカル・コミュニケーションの技術を習得することにある。あえてこれを「技術」と呼ぶのは、これまでの経験から訓練を積めば誰でも身に付けられると確信するからだ。

感想・レビュー・書評

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  • Kindle Unlimitedで読んだのですが改めて購入して
    論理的思考の基本書ですね
    (Kindle Unlimitedだとどうしても読み飛ばしてしまうせいかKindelに読み慣れていないのか良書に思えなかったのですが、紙の書籍で読むと違う)

  • 課題(テーマ)

    相手に期待する反応(理解/意見や助言判断などをフィードバック/行動 してもらう)

    答えの要素(結論/根拠/方法)

    MECE(ミッシー)(Mutually Exclusive and Collectively Exhaustive)
    ある事柄を重なりなく、しかも漏れのない部分の集合体として捉えること
    縦の法則

    ↑So What?
    ↓Why So?
    横の法則

    論理はコンパクトに

    並列型

    解説型
    事実→判断基準→判断内容

  • ## 【Question】この本を読む目的
    - ロジカルシンキングをプレゼンや資料作成に利用する

    ## 【Answer】取り入れる行動
    - 資料作成の際に共通の認識を省略せずに情報を網羅的に抽出する
    - 抽出した情報を分類して 重複のないように整理する
    - 抽出した情報を洞察し、論理を組み立てて 資料を作成する

    ### 【Why?】根拠
    - よくない資料とは 下記のような資料である
    - 話が重複している
    - 話が飛んでいる
    - これらは下記のような理由で発生する
    - 話が重複している
    - 情報が整理できていない
    - 話が飛んでいる
    - 論理が 組み立てられていない

    ### 【What?】何をするか
    - 先ほど挙げた2つの問題点を解決するために次のような改善案を提案する
    #### 情報の整理を行う
    - MECE→漏れがなく重複がなく
    - 共通認識を省略しない
    - FWとして、4C(Channel, Customer, Company, Copetion), 4P(Product, Place, Price, Promotion)があるので必要に応じて利用する
    #### 論理の組み立てを行う
    - MECEを使用して整理した情報を縦横で並べ結論を導く




  • 10年越しに読了。ロジカル・シンキングについて、ピラミッド構造(MECEとwhy so?/so what?)で簡潔にまとめており、わかりやすい。

  • ▼感想
    ・ロジカル・シンキングの基礎・概要が網羅されていると思い本書と手に取りました。

    ・ロジカル・シンキングの要素(ロジックツリー、MECE、So What?/Why So?)は、研修や実務で利用する事があるので再確認の意味合いで読み進めました。

    ・本書で特によかったのが、そもそも相手に伝える時の要素について(下記)を認識できたことです。
    >・人に何かを伝えるときは、自分の考えの前に、(1)課題(テーマ)と、(2)相手に期待する反応を確認しよう。そのあとに(3)答えの、3点セット。

    ・これからは、相手に伝えるときの要素を取り入れてこコミュニケーションを図って行きますが、自分だけに留めずに組織の中でも、課題と期待する反応を確認する癖をつけれれば、無駄な作業が減り、コミュニケーションの効率・効果が高まると感じました。

    ▼メモ
    ・「状況に応じて」「場合によっては」に要注意。付帯条件は同床異夢の温床。

  • これは一周では難しい。

    ・にわか読心術士
    ・伝える→誰にどういう状態になってほしいか
    自分がやろうとしてる仕事で、相手に答えるべき課題は何か?
    ・文書・メールチェックの前に、何が課題で自分はどうするのか?を考える
    ・相手にとって価値のあるMECEじゃないと意味がない
    ・階層構造・グルーピングは3〜5で十分(どれくらい掘られるかを予想して階層化していく)

  • 二度目読んだら深く理解できた
    ・構造化するにはWhy soとSo whatが大切
    ・ロジックツリーはmeceに
    ・切り口をたくさん持つ

  • 2024/01/27

  • ロジックについて、図解をしながら解説しているため視覚的にはいってくる。とはいえ、難解な内容も含むため、時間をかけてじっくり読み込む必要がある。

    読書するとき、プレゼンするとき、会話の中でも、わかりやすく相手に伝える技術として、身につけたいと思う。

  • ■どんな本?
    So What?/Why so?, MECEといった、基本的な論理思考の基礎が学べる
    20年以上の前の論理思考の原点のような本
    最近の書籍に比べると、ちょっと読みにくい感じがした

    ■どんな人におすすめ?
    ロジカルシンキングの古典的な本を読みたいヒト
    最も基本的な考え方を知りたいヒト
    ただ初めてロジカルシンキングを学ぶってヒトには違う本が分かりやすいかも。

    ■著者が伝えたいことを3つに絞ると何か?
    縦方向に結論を頂点として、So What?/Why So? の関係が成り立つ
    横方向に同一階層内に複数の要素がMECEな関係にある

    https://self-methods.com/rn-logical-thinking/

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著者プロフィール

照屋 華子(テルヤ ハナコ)
コミュニケーション・スペシャリスト
コミュニケーション・スペシャリスト。企業におけるロジカル・コミュニケーション定着のためのサポート提供とともに、論理思考やロジカル・コミュニケーションに関する研修を多数企画・実施している。ビジネス・ブレークスルー大学大学院教授(経営学研究科経営管理専攻経営管理コースで卒業研究担当)、首都大学東京大学院非常勤講師(経営学研究科経営学専攻経営学プログラムでロジカル・ライティング担当)。東京大学文学部社会学科卒業後、株式会社伊勢丹(当時)広報担当を経て、マッキンゼー・アンド・カンパニーに入社。同社でコンサルティングレポート等の論理構成・日本語表現にアドバイスをするエディティング、コンサルタントや顧客企業対象の論理構成に関するトレーニングに携わった後、独立、現在に至る。著書の『ロジカル・シンキング』(共著)と『ロジカル・ライティング』(ともに東洋経済新報社)はロングセラーとなっている

「2018年 『ロジカル・シンキング練習帳』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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