- Amazon.co.jp ・本 (278ページ)
- / ISBN・EAN: 9784492556061
感想・レビュー・書評
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努力の方法-『勝間式「利益の方程式」』
http://d.hatena.ne.jp/kojitya/20100521/1274390290詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
利益=(顧客当たり単価-顧客当たり獲得コスト-顧客当たり原価)×顧客数
という勝間女史が掲げる利益の方程式を250ページ程に渡って長々と解説した一冊。(この方程式も当たり前過ぎて「何を今更…」という感じではあるが。。。)
ここ最近読んだ勝間本の中では一番中性的で、ブッ飛び感もイラッと感も少なく、内容的にも筋が通ってあたかも経済評論家の様に理路整然と説明されている。
それなりに勉強になったが、粉もの屋の話は2ページほどしか出てこなかった。なのでタイトルは「勝間式『利益の方程式』-商売は勝間に学べ-」にした方が良い。 -
08095
すごく良かった。
実際に利益を考えている人や、これから新規ビジネスを立ち上げようとしている人にとってはわかりやすく、使える1冊となるだろう。
これからは、売上よりも利益を重視する時代が来るだろうという前提で書かれている。
経済が右肩上がりの時代であれば、売上の増加=利益の増加となっていた。
しかし、今は売上増加=利益の増加とはなっていない。
そうなってからずいぶんと時間が経っているのだが、これまでの考え方に引きずられていたこと、利益重視のオペレーション方法や評価方法などが確立されておらず、実践されていなかった。
また、固変分析(固定費と変動費を用いての分析)は、立場によって固定費、変動費は変わってしまうことから、恣意が入ること、分かりにくいことから使いにくい。
そこで、著者は新しい利益の方程式を編み出した。
「利益=(顧客当たり単価-顧客当たり獲得コスト-顧客当たり原価)×顧客数」
当たり前っちゃ当たり前だけど、この当たり前を考え出すのが難しかったりする。
単価-コストではなく、顧客獲得コストが入っているのもいい。
当然、単価は上げて、獲得コストと原価は下げる。最後に顧客数を出来るだけ伸ばせば利益は増える。
それぞれの方法についてじっくりと解説してある上に、「仮説→実行→検証」の方法まで書かれている。
・顧客単価が利益に最も影響する
・顧客単価と潜在顧客数は相反する
・顧客が増えるほど、平均顧客単価は下がっていく
・顧客の持つニーズ、とくにコンプレックスの大きさに応じて顧客単価は決まる
・プライシングとは、顧客が気持ちよくお金を支払ってしまう仕組みのことである
細かいことは、ぜひ本を読んで欲しい。 -
小売業をやっている者の頭の中を、文章で整理してくれた本。大変わかりやすい本。
目次に目を通した後、第8章から読むのがおススメ。8章に本書の概要が書かれているから。不明点があったら前に戻って読みなおすと良いと思います。 -
最近の勝間さんの自己啓発本とは一味違う、経営書。
内容は、マーケティング×管理会計、といった感じで、読者のターゲット層は経営者やこれから起業しようとしている人??
なかなか一般の社員では、この本を読んで実践できることは少ないだろうと思いました。
「決算書の暗号を解け!」が会計士目線+アナリスト目線だとしたら、この本は、コンサルタント目線。
マーケティングをきちんと勉強したことがなかったので、どの論点も非常に新鮮でした。
将来起業するときのためにもう一度読み直そうと思います。 -
だいぶ前に読んだのでうろ覚えになりかけている。利益を出すためにとにかく値引きはしてはいけないことを強く認識した記憶。
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2010/01/04
メインに小売業を対象にしたノウハウ本。良書を多数紹介している。 -
オーディオブック
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勝間本、好きですが、これよりもっと良い本があると思います。
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勝間さんの本は平坦でかつ、フォーカスがちゃんと合っているので読んでいて苦にならないので良い