- Amazon.co.jp ・本 (40ページ)
- / ISBN・EAN: 9784494012459
作品紹介・あらすじ
沖縄県やんばるの森には、ここにしかいない鳥や虫などがたくさんいます。ぼくと弟げんたと、友達のハルコは、川でうなぎをとったり、バンシルーの木にのぼって実を食べたりする仲良し。そんなある日、オスプレイのヘリパッド建設が始まって、森の木すれすれにオスプレイが滑空するようになりました。ハルコの家族は、引っ越すことになって…。森に暮らす子どもの視点から、静かで安全な暮らしを奪われる不条理さを描いた力作。
感想・レビュー・書評
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【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/732555詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
表紙の美しい絵に惹かれて読んでみた。
やんばるの自然が題材と思いきや、沖縄のオスプレイ問題の話。表紙から想像した話とは違ったけど、沖縄に住む人たちの気持ちに思いを馳せることができる。 -
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沖縄の置かれている状況を子どもの視点から描いている。バンシルーの実がなり、うなぎがとれるやんばるの森をオスプレーが低く飛ぶ。美しい森と共にある安全な暮らしを脅かすものへの静かな怒りが感じられる。田島征彦さんの野生的な絵が素晴らしい。
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沖縄のオスプレイ問題。読み聞かせでは、よく理解できない場面があると思う。現状を知るには良い。親子で考えながら読むには良い。