かあちゃん取扱説明書 (単行本図書)

著者 :
  • 童心社
4.23
  • (130)
  • (76)
  • (40)
  • (9)
  • (4)
本棚登録 : 1179
感想 : 102
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (151ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784494020331

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • これ、面白すぎるっ。初めに作文から始まるんだけどほんとにあるあるですよね。思わず日常の自分とダブってしまいました。トリセツを書く中でまた、違う角度からお母さんを見つめ直すことができていてとてもよい気づきをした子供。何だか最後は涙出てきました。

  • お母さんがいつも怒るからトリセツを書いてみたお話!
    面白くて家族で読めるお話!

  • 児童書だけど、大人、親の立場から読んでも面白い。10歳くらい子の子どもたちの親への感情。うなずくばかりだし、自分の子どもも同じ感情だったかな〜なんて思いながら読んでました。お互いのことをよく見て、よく感じているから、お互いに上手に操縦できていると思うのでしょう。私も、子どもたちに上手に取り扱われているんでしょうか?

  • お母さんを「取り扱う」といっているところがおもしろいです。

  • いつか作られるかも

  • こそこそしても、母親は何でもお見通し。

  • とても面白かったです。おすすめします。

  • 小学校中学年から読める。主人公は4年生。母親の口うるささにうんざりした息子が、どうやったら自分の思うように母親を操れるか考えた結果、かあちゃんのトリセツを作り、快適な毎日を手に入れようとするお話。説教くさくなりがちなテーマだが、楽しく読める上、親の愛情について考える機会になる本だと思う。かあちゃんもとうちゃんもこっそり読むべし。

  • 大人が読んでも面白い。
    イマドキの子どもにも、面白く読んでもらえたらいいな。

  • 児童向けの小説でガッツリ読んでしまったのは「ガラスのうさぎ」か「十二歳の合言葉」以来。おもしろかった!
    大人が…というより母親が読んでもおもしろい。

    この本はFacebookで「息子が図書室で借りてきたらしい本。どういう意図で借りてきたんだ」的なことを友人が書いていたのを見て、おもしろそうと思って借りました。

    寝坊しても怒られない方法、早く宿題をやりなさいと言われない方法、好きなおかずを作ってもらう方法などなど・・・書いているうちに友達の親子関係の悩みを知ることになったり、「トリセツ書くにはかあちゃんのことをもっと知らないと!」と思ってパートで働いている様子を見に行ったりと、単なる取説の話だけでは終わらないし、読後もすっきり。

    ただ、4年男子がここまで深く考えるのかな~と思わなくもないけど、まぁそれはお話ということでw

    でもこのかあちゃん、パート行って、お金貯めて好きな韓国旅行にぽーんといったりして、ある意味、こんなおかあちゃんがいいな~と思いました。って、私もすでに散々好きなことばっかしてますがwww

全102件中 11 - 20件を表示

著者プロフィール

神奈川県生まれ。『糸子の体重計』で日本児童文学者協会新人賞(2013年)、『空へ』で日本児童文芸家協会賞(2015年)、『羊の告解』でうつのみやこども賞(2019年)『朔と新』で野間児童文芸賞(2020年)、『きみひろくん』でひろすけ童話賞(2021年)、『あしたの幸福』で河合隼雄物語賞(2022年)、『つくしちゃんとおねえちゃん』で産経児童出版文化賞(2022年)を受賞。そのほか、『かあちゃん取扱説明書』『二日月』『チキン!』『カーネーション』『ぼくんちのねこのはなし』『よそんちの子』など、話題作を多数発表している。全国児童文学同人誌連絡会「季節風」同人。

「2022年 『バンピー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

いとうみくの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×