人間的魅力の研究

著者 :
  • 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (277ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532190255

感想・レビュー・書評

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  • 近頃、本を選ぶ嗅覚が発達してきたような気がする。
    人間の魅力とは何か、過去の偉人のエピソード・金言を交えながらあるべき人物像について、わかりやすく書かれている。常に傍らに置いて読み直したい一冊。

  • 序 人間的魅力とは(友を選ばば…性格・気質を第一に
    好きも嫌いも、ただ「相性」ゆえ)
    1 深沈厚重の魅力(いわく言い難し、良寛の慈愛
    刺客をも包みこむ西郷のふところ
    「死を思う」難しさは生き様の難しさ ほか)
    2 磊落豪雄の魅力(男の力とつらさを知る「磊落豪雄」
    徳を積む者に不可欠「恥じ入る思い」
    逆境知るが故に地位・財産求めず ほか)
    3 聡明才弁の魅力(軽薄に流れやすい「聡明才弁」
    「日々これ真剣勝負」魏の曹操の魅力
    魏と蜀の明暗分けた後継者選び ほか)

  • 逗子図書館

  • ■書名

    書名:人間的魅力の研究
    著者:伊藤 肇

    ■概要

    人間を惹きつけるものは、論理やイデオロギーではない。それは人
    間的魅力である。たとえ大悪党であっても魅力があれば多くの人が
    ついていくし、反対にどんな善人でも魅力がなければついていかな
    い。このいわく言い難い人間的魅力とは何かを追究した名著。
    (From amazon)

    ■気になった点

    なし

  • 伊藤肇氏の「人間的魅力の研究」、40代半ばに出会った本です。とても感銘を受けた本です。
    伊藤肇 著「人間的魅力の研究」(2000.11)、何度も読み返してる座右の署です。性格こそ魅力、性格がその人の運命、懐かしくない人間はダメ、好きも嫌いもただ「相性」ゆえ、好きだから好きなんだ。人間を惹きつけるものは論理やイデオロギーではなく、人間的魅力である。たとえ悪党でも魅力があれば多くの人がついていくし、反対にどんな善人でも魅力がなければついていかない。魅力をなすのは、深沈厚重、磊落豪雄、聡明才弁とか。著者は魅力ある人物として、良寛、西郷隆盛、広田弘毅、瀬島龍三、秋山好古らを挙げています!
     広田弘毅をテーマにした「落日燃ゆ」の城山三郎が瀬島龍三と対談し、「低く小さな声で、ゆっくりと物静かな人である。世界中が掌の上にのっているような話を」。「不毛地帯」の山崎豊子は、フィナーレで、瀬島龍三をシベリアの荒野に眠る戦友の墓に運んだ。幼年学校、陸士、陸大をトップで走り、大本営参謀。11年のシベリア抑留。帰国して、11年間の新聞を読む。国体の変化、新憲法、新・義務教育、国家予算、元軍人の生き様の視点で。シベリアで、道徳とは無私と知る。可能なら会って一言話したい人、瀬島龍三さんと向田邦子さんです。

  • 今はまだ準備不足で理解が浅くおかしみを感じられず。

  • 「歴史を無視すれば、歴史に処断される」(瀬島龍三)
    「自己抑制・自身・自己集中」(中山素平)

  • 男を見る目を養いたい女性の必読書。なぁんて、ちょっとボケてみましたが、著者を始めとして、カッコ良すぎる人たちに出会える一冊。

  • 歴史上の人物に見る、魅力的な人間の条件とは?

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