検索刑事

著者 :
  • 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
3.23
  • (3)
  • (10)
  • (10)
  • (7)
  • (1)
本棚登録 : 102
感想 : 14
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (265ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532198114

作品紹介・あらすじ

前代未聞の検索エンジンミステリー小説

IT会社社長が殺された事件を捜査中、警察に一通の脅迫文が届く。
「『羽毛布団』のキーワードで1位を取らなければ、天誅を下す」・・・・・・。
新人女性刑事の京丸は、SEO業界を捜査するために、SEO会社
やページ制作会社に聞き取り捜査に向かう。しかし、そこには今まで
知らなかった検索エンジンの“裏"が浮かび上がり、ネット業界の
闇の部分が広がっていた。果たして、検索結果で上位表示される
方法は解明されるのか? そして、IT会社社長を殺した犯人を逮捕
することができるのか?


◎ネットビジネスを行う企業はどこも、顧客からのアクセスを増やそう
と苦心しています。HPのキーワードいかんでアクセスは大きく違ってく
るため、自社サイトの表示順位をあげようと、さまざまな工夫を凝らしま
す。この対応策のことをSEO(search engine optimization、検索エ
ンジン最適化)対策といい、SEO対策に特化したコンサルビジネスも広がり
しつつあります。

◎しかし、検索エンジンの仕組みを理解している人はあまりいません。本書
では、検索エンジンが、どのようなルールと基準のもとに、どうやって検索結
果の順位を決めているのか、がわかります。

◎本書はストーリーをたどることで、検索エンジン対策を行う心構え、SEO対
策を手伝う業者との付き合い方も学べます。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • SEOのなんたるかを刑事小説風に仕立てた本。

    初歩的なことを書いていて私にとっては知っていることばかりでした。
    でも初心者がSEOの入門編としてはまぁいいかな、って感じ。

    逆にここまで小説風に仕立て上げられたな、とは感心しました。
    普段から本を読む身としては「なんでやねん!」と思ってしまうところはありましたがww

  • SEOの事を題材にした、お話です。

    SEOって、何となく聞いた事あるけど、全然詳しく無くて、読んでみて大まかなことがわかった。

    小説として何か特別面白い!という訳では無いけれど、少しでもSEOの世界のことが知れて、楽しかった。

    ホームページを作る際に、こうして最低限度の知識があるだけでも、変なところに引っかかったりしなくなるので、良いかと思います。

  • seoのさわりがわかる本。
    物語としては全く中身がなし。
    別に小説にしなくても...と思った。

  • SEOについて学べる一冊。ストーリー形式になっておりSEOをめぐる悲喜こもごもまで描かれておりビジネス小説としてはよい出来だと感じます。楽しく読むことができました。

  • SEOの小説ということで読んでみました。
    特別SEOというものに詳しいわけではないのに、当然のように知っていた範囲のことなので、知識としては入門の入門ぐらいと思う。

  • 読み終わりました。
    SEOの基本を知ることのできる小説。
    具体的なテクニックについてはほとんど触れられてませんが、「SEOって何?」という人が最初に読むには良い本だと思います。

  • SEOについて小説形式で紹介している様な内容。
    その気になれば1日で読める。
    物語は二の次でSEOについて、専門用語も含めわかりやすく説明されている。
    SEOを専門にやってる人からすれば色々言いたい事もあるだろうが、結構為になった。

    結局、裏技めいたものはなく、正攻法が一番という話になる。
    トコトン突き詰める事ができなければSEOを極める事は出来ないんだよ。という言葉が一番印象に残った。

  • SEOの基本の基本がわかる本でした。
    小説風(ベタでかつ超単純なストーリー)にしてあることで、初心者にはとっつきやすい内容だったのねはないでしょうか。

    SEOときくと、なんだかわからない、難しそう、キーワードってなに?と、ハテナがたくさん浮かび、抵抗が少なからずあったのですが、この本をきっかけにもうちょっと詳しく勉強したいなと思いました。

    ただ、本の中にもあったとおり、グーグルのSEOのルールは常に変化していて、去年"正"だったものが、今年は"悪"となり、ペナルティを受けるということも往々にしてあります。
    情報の刷新は日々していかないといけないんだな、と改めて感じました。

  • この人のSEOの本っていつも「悪い業者にダマされるな」がメインテーマ。で、じゃあ本物のSEOがどんなものかというと、あまりに難しいし複雑なのでさわりしか書けない、と。こういう業界バクロ本みたいなの出して正義感ぶる奴ってだいたい底が浅い。

  • SEOの概要を刑事小説仕立てにした一冊。SEOに詳しいわけではないけれど、内容的には既知のものが大半だったので星2つ。いっぽうで、専門知識の概要を小説仕立てにして、分かりやすく解説するマーケットは確実にある。その意味で刑事ものは起承転結を作りやすくてよいテーマなのかも

全14件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

竹内謙礼(たけうち けんれい)

有限会社いろは代表取締役。大学卒業後、出版社、観光施設の企画広報担当を経て、2004年に経営コンサルタントとして独立。楽天市場において2年連続ショップ・オブ・ザ・イヤーを受賞したほか、数多くのネットビジネスの受賞履歴あり。ネットショップ運営を中心にしたコンサルティングに精通しており、個人事業主のネットショップ運営から大企業のネット通販事業まで、幅広くノウハウを提供している。現在、低価格の会員制コンサルティング「タケウチ商売繁盛研究会」の主宰として、150社近い企業に指導。
経済誌や専門誌への連載や寄稿のほか、日経MJにおいて、毎週月曜日「竹内謙礼の顧客をキャッチ」を執筆中。
著書は『巣ごもり消費マーケティング』『ホームページの値段が「130万円」と言われたんですが、これって相場でしょうか?』『ネットで儲ける王様のカラクリ』(技術評論社)、『売り上げがドカンとあがるキャッチコピーの作り方』(日本経済新聞社)、『会計天国』(PHP研究所)ほか多数。

「2023年 『SDGsアイデア大全 ~「利益を増やす」と「社会を良くする」を両立させる~』 で使われていた紹介文から引用しています。」

竹内謙礼の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×