- Amazon.co.jp ・本 (277ページ)
- / ISBN・EAN: 9784532355098
感想・レビュー・書評
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1に続き、非常に分かりやすかったです。1,2を通して、経済って面白い分野なのかもーと感じるようになった。まだまだ分からないことだらけだけれども、政府が行っている経済政策は実は私たちに大きな影響を与えていたんだなと知った。
バブルやリーマンショック、戦後の経済成長、IMFなどなど聞いたことがあっただけで、中身については全然知らなかったことを改めて知ることができて面白かった。これをきっかけにもう少し経済について知ってみたいなー。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
分かりやすく説明されています。
バブルやリーマンについて書かれています。 -
今まで何度も耳にした「リーマンショック」がどういうものかをようやく理解することができました。今まで避けてきた経済の話だったけど、この本のようにひとつずつ段階をクリアしていけば理解できるんだってことが、少しだけ自信につながりました!まだまだだけど、経済のことについて自分の考えをもてるようにしたいと思いました。
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ニュース解説でおなじみの池上氏の経済学について書いた第二弾。
本書では第一弾の内容を踏まえて今の日本や世界の経済で起きた出来事とと経済学との相関性を分かりやすく解説しています。
固定相場から変動相場へと変わっていく為替の変遷や年金制度などの社会保障などに関して解説されています。
実体験としてないバブルや戦後復興などは解説を読んで改めて理解を深めることが出来、リーマンショックに関してもニュースなどで表面的なことしかわからなかったので解説を読んで深層の部分を知ることが出来ました。
特に戦後からの日本の復興に関してはGHQと国家が主導となって政策を行って、今の日本の繁栄があるという
ことが本書を読んで理解できました。
読んで感じたのが、合成の誤ひゅうやデフレ時の流動性選行などは非常に人びととの心理に対する影響が大きいことがわかりました。
本書にもあるように経済とは資源の最適配分であることが根元にあり、理論だけではなかなか難しい部分はありますが、今回読んだ2冊の知識をもって今世の中で起きていることを考えていき、経済について自分なりの見解をもつことが重要であると感じました。
本書を読んで最後に述べられている人間の愚かさと賢さの表裏一体の側面が経済には如実に現れていることも感じました。 -
150111①
150113② -
《教員オススメ本》
通常の配架場所: 3階開架
請求記号: 331//I33//2
【選書理由・おすすめコメント】
著者がかつて京都の芸術系大学で行った集中講義「経済学」(14回シリーズ)がもとになっている(TV番組でも放映されました)。その内容は「金は天下の回り物」にはじまり、経済学の祖と言われるアダム・スミスやケインズの考え方などの紹介、「政府か日銀か」と題する財政政策や金融政策のこと、円高と産業空洞化、年金や消費税の問題、リーマンショック、戦後日本経済史などわかりやすく解説していますので気軽に読める本だと思います。(1,2年生向け)
(経済学部 場勝義雄先生) -
1につづいてわかりやすかった。
バブル、リーマンショックなど色々。
背景が知りたかったからら、とてもよかった。
基本的なこと。
問題がついているのもよかった。 -
著者なりの相変わらずの分かりやすさで、
普段我々がよく見聞きする経済事象について説明する内容。
図表も多く、更に分かりやすくなっている。
2012年発刊で決して古くはないが、
それでも本書の内容と現状とが大きく異なっているものも多い。
考え方・背景を理解することで、今でも十分参考になる。