- Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
- / ISBN・EAN: 9784534045720
感想・レビュー・書評
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デザインとは結果ではなく、過去と未来を結ぶ線である。
そして、製品だけではなく、何を作るとしても「デザインする」という観点は必要。
ノウハウの蓄積だけをせずに、自らをものさしとして、世界と付き合う……ということなのかな。本当は、こう流して書かずに、じっくり分解して読む本なのかも。
本を読むだけではなく、ワークショップに参加してみたいなーと。
デザインについて考えたことのない視点があり、面白かった。
文体になれるまで時間が掛かった。 -
アイデアの生まれるプロセスを科学的に語ってくれる良書。
よいアイデアを出すためには、なぜたくさん考えなければいけないかがよく理解できる。とりあえずアウトプットを出しまくることは正しい。アブダクションという言葉、チャールズサンダースバースという学者をはじめて知った。 -
なんとなく、それっぽい内容ではあるんだけど。著者が学者でも有名コンサルティングファーム出身でもない場合、どうも信憑性を疑ってしまう権威主義的な悪いクセがあるもんで。なんか、スンナリ丸呑みできないんだよな。どこまで検証された理論なの?どれほどの実績が上がってるの?って思ってしまう。
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デザイン力は、「特別な能力」ではないことを教えてくれた書籍。
また、周りの生活環境を一つのデザインとして捉えるという
「解ってはいるが、気づいていない、意識していないこと」を気づかせてくれた。
日本企業におけるIT導入効果の低さは、徹底したデザインがなされていないためかもしれない。
@私が思う読書対象者:
システム開発者(ITC、設計者、デザイナー) -
デザイン思考に関する話で特に真新しい話はなかったが、読むことで自分の中の知識・経験を整理することができた。また、パースのアブダクションという概念がイマイチ腑に落ちていなかったのがやっとわかった気がする。もう一度パースに関する本を読んでみようか。
著者の博学さというか、縦横無尽に古典を引いてくる様に、まだまだかなわないなぁと思った -
デザインの現場で使われている発想手法を紹介しています。
なにも分からずデザインをやっていた私に、デザインについて改めて考え直すキッカケをくれた本。 -
基本は、自分の考え方が正しいかどうかの確認的な内容でした。が、自分が言葉に出来ていないことがうまく書いていて、人に伝えるためのツールとして利用出来ました。
ためになる本ですが、冒頭だったと思うが、わからない人にはわからない。
と言うのが、全てだと思う。 -
『デザイン』の定義『デザインとは、人間自身の生活、生き方、そして、生命としてのあり方を提案する仕事』という部分はデザイナーとして忘れがちな部分ではあるし、それを十分に考えて制作しているデザイナーは少ないのかも。会議も仕事も目的やゴール、情報が無いと考える際、様々な障壁がおきやすい。最初が肝心ってコトにもなるが作り上げる時のPDCAは重要であることを再度考えさせられた。(人間中心設計も同じ!)デザイン思考という本は様々あるが、仕事の仕方やプロセス、またライフハック的な部分まで書いてあって面白い。