おーい、こちら灯台 (評論社の児童図書館・絵本の部屋)

  • 評論社
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  • Amazon.co.jp ・本 (50ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784566080485

感想・レビュー・書評

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  • 小さな島に建つ灯台に、新しい灯台守がやってきました。船の安全を守る灯台守の仕事とくらしを美しい絵で描いた絵本。

    雄大な景色に圧倒されました。
    灯台で暮らすということは、体調が悪くなってもすぐに病院に行けないということ、どんなに悪い天気でも自分たちの手で灯台を守っていくということ。
    海に囲まれた日々の中で、助け合える家族の心強さや優しさは、読んでいてしみじみありがたい。
    海と灯台と共に生きる灯台守の暮らしを淡々と誠実に描いていて、大人っぽい絵本という印象を受けました。天気が悪い日とか疲れている日になんとなくぼんやり読んでいたいです。

    おはなしの中で灯台が何度も「おーい、おーい、おーい」と声を上げる場面があります。一定の光が届く様子が目に浮かぶようでした。灯台に人がいた頃、光の向こうには灯台守がいて、灯台の光は今よりもなお「おーい」という誰かの呼びかけのように思えたのかもしれないな、と思いました。
    どんな時の海もすべて違う表情をしていて、自分の目で海を見にいきたくなりました。人生で一度も灯台の灯りを見たことがなく(末尾の「灯台について」によると今でも60基以上あるそう!)、灯台の灯りも自分の目で見てみたいものです。

  • 6歳8ヶ月の娘に読み聞かせ

    すごいなあ
    ありがたいなあ
    昔の灯台の守番さん

  • 良かった

  • 登録もれ。灯台の一年。灯台の生活ってこうなっているのね。絵がとてもきれい。

  • 6歳〜。絵もストーリーもおしゃれ。海を臨むホテルやカフェで、お客様として手にとりたい。その場の空気感がグッとよくなるはず。オーナーさんは、ぜひご検討を。

  • 息子6歳1ヵ月
    息子が喜びそうな本を図書館から借りてきて読み聞かせ…最近は息子が一人で読むようになってきて、母はサミシイ。


    〈親〉
    絵が好き ◯
    内容が好き ◯

    〈子〉
    何度も読む(お気に入り) ◯
    ちょうど良いボリューム
    その他 ◯◯

    息子にはまだ早いかな、と思ったけれど、予想に反してドハマリ。
    一度読み聞かせしたあとは、何度も自分で読んでいる。
    少し長いけれど、息子にとっては苦にならないらしい。

    「灯台」で繰り広げられる灯台守の日常とその家族の物語。
    お話も素敵だけれど、絵も素敵。特に海の表現がいい!

  • 図書館本。読売子ども新聞イチオシ100冊から。私はとても気に入った本。新しく赴任した灯台守。家族を呼び、家族が増え、そして任務を終えて引退していきます。馴染みのない仕事だからこそ、想像の世界で。

  • 図書館本。読売こども新聞100冊から。私はとても気に入った絵本。新しくきた灯台守、家族をよび、家族が増え、そして任務を遂行して引退していきます。馴染みの無い仕事だからこそ、想像の世界で。

  • 岩礁に建てられた灯台で奮闘する灯台守。
    奥さんを呼び寄せ共に暮らし…。
    絵画的で温かみのあるタッチが好きです。

  • 灯台と灯台守、そして、その家族のおはなし。
    凛としている1冊
    絵もステキ!

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著者プロフィール

画家 ソフィー・ブラッコール:絵本作家。絵本『300年まえから伝わる とびきりおいしいデザート』をはじめ、児童書のさし絵を数多く手がける。『プーさんとであった日』『おーい、こちら灯台』で、コールデコット賞を2度受賞。

「2020年 『ベネベントの魔物たち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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