- Amazon.co.jp ・本 (211ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569610863
感想・レビュー・書評
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始めの方は、為になるな〜と読んでたけど、後半はちょっとタイトルから話がズレてる気がする。
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記憶の3つのプロセスとそれぞれの強化方法のほか、推論を豊かにする方法、メタ認知、クリティカル・シンキングなどの思考法についても学ぶことができた。
文章力を高めるには、文章の型を身につけるのが有効。
知識を増やす
* 記憶には入力(記銘)、貯蔵(保持)、出力(想起)のプロセスがある。
* 入力を規定するのは注意と理解。
* 注意を向けて集中するには、関心を持つこと、動機を持つこと、注意力のマイナスになるもの(他への関心、気分の変調)を減らすこと。
* 理解を高めるには、わかりやすい解説書を探すこと、わかりやすい講義を受けること。アウトプットをして自分の理解の状況を確認すること。
* 記憶を保持するには、反復するのが最も有用。翌朝と週末に短時間で復習する。
* 出力をトレーニングするには、覚えたことを説明すること。
推論を豊かにする
* 知識を用いて他の分野に応用する、シミュレーションして予想する。
* 物事を様々な側面から見ること(複眼思考)。読書の時に疑問を持ったり、批判的に読む。いろいろな人の立場に立って考える。ひとつの状況に対して、さまざまな起こりうることやなすべきことを想定する。
メタ認知を高める
* 自分の思考パターンを客観的に検証する。
* 十分な知識を持っているか、いくつものパターンの推論ができているか、最近接した意見に影響されすぎていないか、自分の立場に有利な考え方をしていないかなど。
* スキーマ:情報を認知する際に、既知の知識の枠組みに照らして解釈する傾向がある(新たな経験として解釈しない)
クリティカル・シンキング
* 問題に対して注意深く観察し、じっくり考える
* 論理的な探求法や推論の方法に関する知識を持つ
* それらの方法を適用する技術を持つ
文章術・プレゼンテーション術
* 文章の型を身につける:問題提起、意見、補強説明、結論 -
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「数学は暗記」「受験は要領」東大医卒の提唱者が語る受験必勝法とは
和田 秀樹 20201024 毎日新聞
…… 私立灘...
「数学は暗記」「受験は要領」東大医卒の提唱者が語る受験必勝法とは
和田 秀樹 20201024 毎日新聞
…… 私立灘中高(兵庫)、東京大医学部という入試の最難関を突破し
た経験などに基づき受験に関する著書を多数世に出している精神科医の
和田 秀樹さん。「受験は要領」「数学は暗記だ!」など挑戦的なタイ
トルでも話題を集めてきた。「和田式」とも呼ばれる勉強法から「やる
気」の引き出し方までいろいろ語ってもらいました。【聞き手・三木 陽介】
――先生が提唱する「暗記数学」の方法と狙いについて教えてください。
◆数学では問題を解けなかったら先に答えを見て解法を覚えることを
勧めています。その方が効率的だからです。数学に限らず自分は勉強が
できないと思っている子には、理由が二つあります。一つは計算力など
の基礎学力がないこと。これはコツコツと身に付けるしかありません。
もう一つは問題を見た時に解く方針が立たないことです。この場合1時
間うんうんうなってみても解けません。でも、解法をたくさん覚えてい
れば、それらを組み合わせて思考できるようになります。
将棋でもコマの進め方だけ知っていても勝てませんよね。いろんな
パターンを覚えないといけない。スポーツでもやり方を教えてから練習
させますよね。勉強も同じです。勉強のやり方を知らないのに自分は
だめだと思っている子が多い。問題を解けるようになることが勉強のや
る気を上げる最も大切なことだと思います。
――数学の解法パターンはどれくらい覚えればいいのでしょうか。
◆文系なら500~600、理系は700~800がおよその目安です。一例を挙
げると、「42×65+65×58」の計算問題の場合、「(42+58)×65=
100×65」というパターンを覚えていると、ミスも減るし簡単に解けます。
――他にも入試で役立つ勉強方法を教えてください。
◆志望校の入試…
https://mainichi.jp/articles/20201023/k00/00m/040/167000c
2022/02/17
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02.12.8
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メタ認知...自分の個々の認知活動を上からみるような認知のこと。
P.49
問題解決にかかわるメタ認知。
?自分の能力の限界を予測する。
?自分にとって今何が問題かを明確にできる。
?問題の適切な解決法を予測する。そしてその具体的な解決の計画を立てる。
?点検とモニタリング。(自分の認知パターンを上からみる作業)
?活動結果と目標を照らし合わせて、実行中の方略を続行するか、中止するかを決める。 -
どちらかと言えば、常識的な事が書いてある
感情状態による推論の偏りを知る
→感情を安定させ、思考内容を妥当にさせる
一番心に残った -
文章術・プレゼンテーション術の項目は実用的であった。
勉強について広く浅く書いてあるので、使えない部分もやや多い。 -
未読
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20081109
・スランプ、落ち込んだときは新しい知識を入れようとすると余計にはまる。
→やったことのある内容を復習することで自信を取り戻す。
・ワンパターン思考法を直すには思いついた事を手書きでメモする。
→客観的、冷静になって見直すことで軌道修正ができる。→今やっているメモの目的