- Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569649580
感想・レビュー・書評
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自分のことかと思うようなことがたくさん書かれてた…
自分を愛するのは難しい詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
なかなか読み進めることができなかった本でした。
心を患っている〝本人〟が、読まないほうがいいと思います。
著者の書き方にキツイ印象があります。
読んでいて何故だか、叱られ責められているかのような気分になりました(笑)
加藤諦三氏とは相性が悪いのかしら…。 -
よくよく、ゆっくりと、一言一言を噛みしめて味わいたい文章。
ただ、そう読んだとしても、自分に気づくのはなかなか難しい。 -
心の病んだ人というのは、憎むべき人を憎まず、逆にその冷たい人々に罪悪感を抱く。それは心の病んだ人が、その冷たい人に心理的に依存しているからである。
認められる自分と認められない自分に分裂するとアイデンティティーがなくなる。そうすると「これで自分は生きていく」というこれを求めるようになってしまう。「私」という実感を失ってしまったものは、たえず自分の存在感を感じようと焦る。
規範意識が肥大化している者もそうである。生きることを難しくしてしまうような過剰な規範意識というのは、存在感の欠如の補償作用である。実際の自分の存在のほとんどが意識から排除されてしまって、実際の自分のほんの一部を自分のすべてと意識しているからである。ほとんどの自分は許されないとして「ない」と見なされている、だから一つ一つの経験が十分に経験されないのは当たり前である。自分に自身がある人というのは、このように自分が分裂していない人である。分裂している人ほど無意識の領域の大きい人ほど自分のやることを一つ一つ意識しないではいられない。
すぐに肩に力が入ってしまう人は欲求不満である。このような人は、まず自分は自分に何を隠しているのだろうと反省してみるべき。
雨の日が悪いのではない。雨の日に晴れていると信じていることが心を病ませていく。
もしある人といて、理由のわからない焦りを感じるとしたら、その人のことを心の底では嫌いなのかもしれない。
心の健康な人達の間の道徳や規範は、時に、心の病んだ人達の間の搾取を正当化する理論となる。卑怯な人間は道徳や規範を持ち出して弱い人間から心身ともに搾取する。つまり反抗を封じるのに道徳ほど都合のよいものはない。相手に罪の意識を強要して自分の側に利己主義を通す。彼らにとって利己的であることが許されないのは相手であって自分ではない。要するにあなたは同じ人間と見られていない。あつかいやすい人間として見くびられているだけなのである。
理由もなく不愉快になるのは、何か自分の欲求を自分が隠しているから。
たとえ他人が自分に対して好意を持っていても、他人に依存している限り、他人は自分を脅かす存在である。
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子供の頃にきちんと子供として生きることと
それを許され肯定されることの必要性って
相当なものなんだなと思う
メンタル安定してる時しか読めないけど
とても為になる一冊 -
Take care of yourself.
自分に本気で優しくする。自分は自分に批判的にならない。自分の保護者になってあげる。 -
次々と出てくる家族の悩みに、いよいよ押し潰されそうな気持ちになっていた時に出会った本。
なぜこんなに苦しいのか、受け止められないのか。
なぜこんな事が起きてしまっているのか。
その時感じる気持ちにじっくり向き合って、原因を探りながら自分を知る。
気付きの多い本だった。 -
昔は読めたのですが、今読み返すと言葉が少々きつく感じます。
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なかなか読みにくいし重いけど、読んで救われる部分もあると思う。
些細なことをいろんなところで気にして顔色伺って自分を一番に考えられない人が、這いあがった人の話読んでそうか!そうだな!!なんて到底思えないからしんどいわけやけど、それでもひとつ新たな視点を追加するのに役立つと思います。 -
あーなるほどって所もあったけど、
あんまり自分には刺さらなかったし
何より文体が読みにくくて読み進められなかった。
途中で断念。