- Amazon.co.jp ・本 (397ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569678153
感想・レビュー・書評
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タイトルの軽さから爽やかなお仕事ものかと思ったら、池井戸潤作品ばりの汚い足の引っ張り合いみたいなのがあって、前半は重~い気分に。でも後半は面白かった!「自分のやってることが見える。反響がある。お客やほかの書店や版元や作家や、いろんな人と繋がって行く。それは何物にも代えがたい喜びだ。」
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本屋さん小説を読み漁っているがタイトルとカバー画からちょっと敬遠してた本書、きまぐれに購入。
恋に仕事にがんばる、私!的なものと思いきや、とてつもなく熱いお仕事小説、胸熱な展開に没頭してしまった。
今まで読んできた本屋さん小説はほのぼのハートウォーミングなものでどこかファンタジーだと感じていただけに、その先入観で読み始めたら生っぽいことこの上ない。
昨日の敵は今日の心強い援軍に、そして迎える大団円にグッときた。
きまぐれを起こしてよかった。
大満足です。
シリーズはものごっつ続いているようなので読んでみたいが、続巻はこちらであまり見かけたことない気がする。
タイトルがちょっとおっちゃんには注文する時に勇気が必要だなぁ。
とりあえず2巻まで購入しているのですかさず読み始めます。 -
"書店員の活躍する痛快な小説。悪役は悪いほど最後にカタルシスを感じることができるが、これほどあからさまに嫌がらせをすような人がいるのだろうか?
最初は、あまり心動かなかったが、中盤からは一気に読ませてくれた。おもしろい小説。" -
辞めない理由を読んだ時も思ったけど、パワフル!
本当にパワフルな1冊。
続編も楽しみ!
2018.2.8 読了 -
書店ガールシリーズ4まで一気に読んじゃいました。最初は、理子が固定概念に縛られすぎじゃないか?とか、亜紀がわがままなんじゃないか、なんて思いながら読んでいたけど、それぞれの個性が合わさって素敵な本屋を作ってるなと思うようになりました。
とくに4のパンと就活、は自分自身にもしっくりくる言葉があってたくさんメモをとりました。
『儲けるより大事なことがある、人の縁とか日々の充実感とか。仕事ってそういうものを犠牲にしてやるものではない』
今、自分自身が就活中でもあって、分かってはいたけど、そうだなっと共感しました。
5はこれからなので楽しみです。 -
お店が再生していく様子や攻めの企画、それに店員の活性化にワクワクしました。
理子さんと亜紀のコンビもいい。
あと書店を潰さないため一緒に戦っている姿が清々しかった。
続きも読もうと思います。 -
書店員の内情を詳らかにしつつ、読者の期待を裏切らない仕事系小説です。
週1ツタヤはマストの私にとって、とても面白く、且つ楽しく読ませてもらいました。
小説を書く側、それを出版する側の話はありましたが、書店の話とは。
才能があれば、何でも小説になるんだなぁ。と思いつつも楽しく読ませてもらいました。
私はツタヤ派ですが、店舗によって雰囲気も品ぞろえも違うんですよね。それで好きな店舗と、行く意味がない店舗が実際にあります。
そんなことを考えながら、書店の方をリスペクト。
お蔭さまで、イイ歳こいても本好きで居られます。感謝です。 -
面白い。
あんまり期待はしていなかったのですが、とても良かったです
最初の方は女のギスギスした所とか、社会での男女差別(とまではいかないかもしれないけど)があり、少しイラつきながら読んでいました(笑)
ですが、途中から売上upのために仲間と協力しあって頑張る姿がとても素敵で登場人物も好きになり、楽しく読めました!
こんな職場で働きたいと思いました。
最後の乾杯の所は想像して微笑んでしまいました
続きも読んでみよう -
書店の棚って、こんな思いが詰まっているんだ…と今まで気付かなかったなぁ。
でも、入りやすい・居心地がいい書店って確かにある。 -
読む前はほのぼの系かと思いきやドロドロ泥仕合の女の暗闘で胃もたれする事必至。
でも中盤からはさわやかな風が吹き始めるので胃腸薬は不要です。
書店の仕事のやりがいも分かって、むかし本屋さんになりたかった時の事を思い出しました。きっと書店員の方からしたら突っ込みどころあるんでしょうが、買いに行く専門なんで興味深く読ませて頂きました。