「人間嫌い」のルール (PHP新書)

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  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569693613

感想・レビュー・書評

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  • うーん。。。て感じでした。

  • 人間嫌いのルール

    1.なるべく一人でいる訓練をする
    2.したくないことはなるべくしない
    3.したいことは徹底的にする
    4.自分の信念にどこまでも忠実に生きる
    5.自分の感受性を大事にする
    6.心にもないことは語らない
    7.いかに人が困窮していても(頼まれなければ)何もしない
    8.非人間嫌いとの接触事故を起こさない
    9.自分を「正しい」と思ってはならない
    10.いつでも死ぬ準備をしている

    とあって、当てはまることが多く
    私は人間嫌いなのか!!???(焦)と思って手にした本。

    どの時代にも同じ苦しみを抱える人はいて
    結果そういう人が現世まで名を残しているという事実。

    また新たな視点で古典が読めそうです。

  • 071012

  • 大学教授だった著者が、社会人としての引退を認められる定年を契機に、社会人としての世間つきあいをやめて、「共感ゲーム」から降りるとか「他人に何も期待しない」など堂々宣言。その後の何年かを経た実体験をベースに「人間嫌いのルール」としてとりまとめた、そういう人向けの指南書。
    本書を購入する際、そもそも売り文句や序文に「なるほど感」があったので、読んでいて共感する点は多々あったのですが、自身もそろそろ社会人を降りても許される年に近づいてきたので、こういう先輩もいたんだなぁ、と勇気付けられたの感。この先はもう少し我儘に暮らしてみようかと、思うところありでした。
    ただ、自分自身は、「人間嫌い」というよりは、「人間無関心」に近いほうかもしれないとも思いましたが、そういう場合のルールはどうなんでしょう?

    また、哲学者さんの書いた本だけに、過去のいわゆる名著からの引用が多くありましたが、それら名著を読んだこともない凡人には、却って難解になってしまっていた面もあり、そのあたりは結構読み飛ばしてしまいました(^^;

    (2007/8/27)

  • 人間はすべて死ぬ、だから人間は誰も幸せでない カミュ この世のほとんどの不幸は、他人に過剰に期待することに起因するのではないかと思う。他人に期待することがなければ、他人を恨むこともない。他人の賞賛をもとめることもない。人間嫌いのルール 1なるべく一人でいる訓練をする。 2したくないことはなるべくしない 3 したいことは徹底的にする 4自分の信念にどこまでも忠実に生きる 5自分の感受性を大切にする。6心にもないことは語らない 7いかに人が困窮していても頼まれなくてはなにもしない。8非人間嫌いとの接触事故を起こさない 9自分を正しいと思ってはならない 10 いつでも死ぬ準備をしている

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著者プロフィール

中島 義道(なかじま・よしみち):1946年福岡県生まれ。東京大学法学部卒。同大学院人文科学研究科修士課程修了。ウィーン大学基礎総合学部修了(哲学博士)。電気通信大学教授を経て、現在は哲学塾主宰。著書に『不在の哲学』(ちくま学芸文庫)、『反〈絆〉論』(ちくま新書)、『私の嫌いな10の言葉』『私の嫌いな10の人びと』(以上、新潮文庫)、『生き生きとした過去――大森荘蔵の時間論、その批判的解読』(河出書房新社)などがある。


「2024年 『時間と死 不在と無のあいだで』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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