- Amazon.co.jp ・本 (252ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569764535
感想・レビュー・書評
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七尾与史らしく、グイグイ引っ張るんだけど、最後の最後でコケた印象。
なんだその結論?って感じだった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ミステリーらしい出だしでしたが、進んでいくストーリーは重苦しくなくアッサリ読めます。途中であ、これはトリックに関係あるなぁと気が付く個所もあったりしてミステリーを読む楽しさを味わいました。ラストはタイトルに相応しい締めくくりでしたけれど、こんなに和やかに終わっていいのか?と一抹の疑問が…
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一応王道のミステリですね。犯人も隠されているものも意外と簡単に予想できてしまい、さらさらっと最後まで。悪くはないです。ただ、これ七尾さんなんですよね。死亡フラグ、ドS刑事、山手線探偵、圏内ちゃん…すっと思い浮かぶだけでキャラ立ちしてる作品がたくさんあるわけです。別にこの作品に問題があるわけじゃないのですが正直七尾さんを読むならこれじゃなくっても、というか七尾さんである必要ある?って思ってしまいました。普通の軽いミステリを読みたいならいいかもしれませんが、いつものノリを求めるならこれは違うと思います。
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人気作家ヴィヴィアンすみれを殺した犯人を突き止めなければ全員が毒物により死ぬ為の推理劇が軽快だった。自称人気俳優や明らかに男性の女装家、覆面作家にブログ上の評論家、執事のような秘書等、登場人物たちが個性的。ベルサイユ書房書店員の虹村清美は思い出せなかったけれど「すずらん通り〜」からの登場かな。
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七尾与史さんの『ヴィヴィアンの読書会』読了。かわいい表紙とタイトルに惹かれました。サクッと読めます。そして「犯人はこの人かな…
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二転三転、こうやって騙される自分にきがつく
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2017.8.30読了 104冊目
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事故死したとされる人気女流作家ヴィヴィアンすみれを偲ぶイベントとして催された読書会に招待された6人。
それぞれがファンで作家とつながりがありある共通のお呼ばれした理由があります。
6人とも殺害されたと主張するヴィヴィアンに対して殺意の理由があるということです。
その真犯人を推理するか本人が名乗り出ろというストーリー。
ひとつひとつはありがちだけれどなかなか面白かったです。
さくさく読めるから暇つぶしにちょうどいいかも。
ただ最後は私的には「そして誰もいなくなった」ばりの展開だったら面白かったのになぁ。
大団円的になってるのが解せぬ。 -
話のテンポが合わず途中で読むのやめました。
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読みやすく、設定も好きなんだけどどこか物足りなかった。話し合いが盛り上がっていた割には、あっさりとした結末。ブラックな感じを求めたのが悪かったかな。ともかく、犯人がわかるまでに伏線も張ってあって面白かったです。