婚活食堂1 (PHP文芸文庫)

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  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569769547

感想・レビュー・書評

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  • あっさり読めて良い

  • 占い師がおでん屋の女将になって身の回りの人たちとの温かい日常が流れる話。

    常連客から結婚する人たちが出てきたことから婚活食堂と呼ばれているが、こんなおでん屋があれば行きたいし、いろいろ話を聞いてほしいなって思った。

  • 東京、四谷のめぐみ食堂。
    女将の恵が1人で切り盛りするおでん屋さん。
    女将はかつて人気の占い師だったが、今はその力を失ってひっそりと暮らす。
    そんなおでん屋さんにやってくる常連さんは何故か結婚の悩みを抱える面々で。

    大病院のバツイチ令嬢、大手アパレルメーカーのキャリアウーマン、人見知りで出会いのない娘を心配するシングルの母、それぞれの結婚観と現実と。
    美味しい料理にお酒を楽しみつつも、シビアな現実とちょっと甘いお話。
    女将を見守る真行寺との関係も気になったり、ラストが衝撃的なだけに次作、読まないとー!

    長ネギの貧乏人のアスパラ、里芋の和風ステーキ、シラス入りだし巻き卵、簡単なのに美味しそうなレシピ付。


  • 茅子がプロポーズされるところが特によかった。茅子さん、素敵な女性だもんね。わかるわあ。
    ラストは怒涛のように感動の嵐。

    結婚は難しいですね。
    でも、信頼と愛情があれば、苦労があっても、条件が悪くても、年の差があっても、苦労の中にも幸せを見つけることができるのかな。
    綺麗事かしら。

    恵さんも、いつかいいパートナーができますように。真行寺さん?

  • 美味しいお酒と肴。気のおけない人との会話。これに愛が加わったら言うことなしじゃないですか?!楽しんで読みました。続編も読みたいです。

  • どんどんカップルがつながりすぎな気はするけど、タイトルからしたら致し方ない。山口さんの本は毎回紹介されているメニューを食べたくなってしょうがない。

  • 元占い師のおでんやさん。面白い設定と美味しそうな食事、素敵な常連さんと婚活話し。幸せ要素たっぷりの楽しい一冊でした。続編も楽しみ。

  • 出会うこと、出会った人と、一歩踏み込んだ関係を築いてみること
    誰かと一緒に食事すること、誰かと一緒に生活をしようと決心すること、
    難しいことではないような日常の出来事が、すごく意味を持つように思えてくる。

  • 山口さんの著作で外れはなかった。
    食堂のおばちゃんシリーズの新作が出てこないので...
    今回も、上々の滑り出し。

  • そんなに期待した面白さではなかったけど、聞き過ごして終わった。結婚したいかぁ。結婚したいというよりもそれくらいの異性の親友に出会えるかってことよね。難しい。

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著者プロフィール

1958年、東京都江戸川区生まれ。早稲田大学文学部卒業。松竹シナリオ研究所で学び、脚本家を目指し、プロットライターとして活動。その後、丸の内新聞事業協同組合の社員食堂に勤務しながら、小説の執筆に取り組む。2007年、『邪剣始末』で作家デビュー。2013年、『月下上海』で第20回松本清張賞を受賞。その他の著書に「婚活食堂」「食堂のおばちゃん」「ゆうれい居酒屋」シリーズや、『風待心中』『ゆうれい居酒屋』『恋形見』『いつでも母と』、共著に『猿と猿回し』などがある。

「2023年 『婚活食堂9』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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