- Amazon.co.jp ・本 (218ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569822198
作品紹介・あらすじ
「文章は書かないと上達しない」は、嘘。あの『日経ビジネスアソシエ』元編集長が長年をかけてノウハウ化した、斬新な文章上達法。
感想・レビュー・書評
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元日経BP社で働いていた記者が相手に伝わる文章の書き方について紹介している。
何でも著者は、入社時に同期と比べて文章がうまく無く散々赤入れされて原稿を真っ赤にされていたらしい。そうした中で上手い人の書き方の法則を見つけ、それに基づいて文章を書いているうちに、文章が上達したらしい。
リードの文章を最初に持っていくこと、前後の繋がりに沿って文章をつなげる事など、まあそうだよね。と言う事が多いが、じゃあできいるのか?と振り返ると、リードの文章や順番などは書き出す前にあまり意識していないと思うし、とにかく書いて読み返した後に順番を変えたり、文章の足りないところを加えたりして、てんでバラバラの文章になっているように感じる。
書き出す前にリードやつながりや構成を考えて書けばきっともっと早くわかりやすいメールを作る事が出来るのだと思った。
また文章の2つの種類(三角型、逆三角型)の説明はわかりやすかった。
三角型:これから何を書きたいかを冒頭で示して、それを具体的に強調するエピソードやコメントを紹介
逆三角型:インパクトのある一文もしくは小段落で文章が始まる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「もし何を書いていいかわからず、なかなかアイデアを思いつかなければ、「何を書けば読者に最も読んでもらえるか」の視点で企画・内容を考えてみてください。」
何を意識すれば良い文章が書けるかについて書かれた本。読むだけで文章はうまくなる、と謳っているが、意識して読む必要がある。
・リーダーとしての小見出しを各段落の頭に用意する。
・読者の好奇心をそそるような小見出しにする。
・最も印象的なエピソードを具体例の初めにする。
・入り口は狭く。
・”こと”や”なか”を使わない。
・”において”や”における”を使わない。
とても参考になった。特に”こと”や”なか”を使わずに文章を考えるのというのが勉強になった。今後は、”こと”や”なか”を使わない文章を意識していきたい。 -
記者視点での読みやすい文章の書き方講座。
文章構成などで読み手を惹きつけたり、理解度を上げたり。ブログなどで人に読んでもらう文章を書いている人には役にたつと思われる。
仕事での報告説明には応用が効きづらいものだった。 -
人の心に届く文章の構成がよくわかりました。
今まで自分がどれだけ間違った書き方をしてくたか、気づくことができ、よかったです。 -
期待の三割引きかな
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最近、文章を書く機会が多くなった。自分の文章力をあげたい!と思って読んでみた。
【感想】
1新聞の社説は、既に要約されているので、リーダー文を勉強できそう
2頭で考えるより、手を使って「書き出す」という作業が重要
3季節感や、自分の知識▪経験を活かすことで説得感のある文章が書ける -
文のリーダー、フォロワーを意識して文章全体を読むことで、文章力が身につくという内容です。
実際の記事やラジオ原稿の例文を使って文のリーダー、フォロワー、スケルトン構造を解説しているので、理解しやすいです。
◆スケルトンの2つのタイプ
1.△(三角)型
これから何を書きたいのかを冒頭で示した後で、それを具体的に強調するエピソードやコメントを紹介
2.▽(逆三角)型
インパクトのある一文もしくは小段落で文章が始まります
▽(逆三角)型の構成はまず「著者は何を言いたいのだろう」と読者の好奇心をかき立てます
印象的なエピソードから入る▽(逆三角)型は最も応用範囲が広い
◆「印象的なエピソード」から始まる▽(逆三角)型の最も典型的な構成
1.最も印象的なエピソードやコメントから入る
2.冒頭のエピソードやコメントが言わんとする内容を書く
3.言わんとするところを補強する二番目に印象的なエピソードを書く
4.三番目に印象的なエピソードを書く
5.なぜそうなったか、理由(原因)を書く
6.原因(理由)のよってきたる本質やその意味するところを書く
7.結び
やってはいけない四ヶ条
・文章中の「こと」「なか」を排除する
・体言止めはとりあえずやめる
・説明と描写を混同しない
・ありきたりな比喩を使わない -
読み終わりました。
文章術の本はたくさん読んできましたが、この本は今後すごく影響を受ける一冊になりそう。
すごく面白かったので、付箋いっぱい貼っちゃいました。 -
さすがに本書自体も読みやすく、グイグイ読める。書き出しのセオリーを身につければ分かりやすい説得力のある文章が書ける