面白くて眠れなくなる植物学

著者 :
  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569830292

感想・レビュー・書評

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  • (Audibleで視聴)
    知的な面白さはあった。
    ただあまり記憶には残ってないなぁ…
    もう一回聴き返してもいいくらいには面白かったが、絶対聴き返したいと思うものではなかった。

    聴くより読んだ方がより面白く、且つ学びにもなると思う。

  • 学生時代に生物の授業で、ひたすら暗記した事柄の一つ一つにちゃんと理由があったのだと、目から鱗。
    こういった雑学っぽい形から入っていけば、授業ももっと楽しかったのだろうと思った。

  • そうなのか、と思うことが多く確かに楽しく読むことができた。
    しかしながら、本書で得た知識たちは頭に根付かず時間に流されていってしまっているのを読みながらも感じていた。

  • 作者の植物についての愛情が伝わってくる一冊。内容は多岐に渡る。

  • 一つのトピックにつき4、5ページほどなので、隙間時間にサクッと読んだり、興味を惹かれた部分から読み進めることもできる。
    専門的な話を平易に面白く説明しており、初心者に最適な植物学入門書。
    個人的には、植物がウィルスに感染すると葉や花が斑入り模様になるということや、花びらや葉の数や配列が適当なものではなく、ある一定の法則に基づいているということに衝撃を受けた。
    自然の奥深さの一端に触れることができる名著。

  • 植物については全くの素人ですが、たまたま仕事で関わることになったのでこの本を手に取ってみました。特に記憶に残ったのは次の2つでした。

    ○野生の植物は一斉に芽を出さない。自然界では何が起きるのか分からないので、全滅のリスクを避けるために早く芽を出すものもあれば、のんびり出すものもある。

    ○木は不思議な生き物。死んだ細胞で幹を支え、生きた細胞がその屍を乗り越えて成長する仕組みになっている。

    植物のことを理解すると、人間の社会をまた違った視点で見れるようになる。そういうヒントがあると思いました。

  • たまむすびに出演されていた著者の方のお話がとても面白くて読んでみたいと思って読み始めました。
    いや〜おもしろかったです!植物ってすごい!!
    学生時代にこんな授業を受けれたらもっと勉強好きになってたかも

  • 植物の基礎的なところから深いところまで、身近な植物の雑学がてんこ盛りの1冊。

    植物に興味がある人や、植物を育ててる人などにおすすめしたい本です。

    小難しい専門用語などがあまりなく、植物の基礎的なところから説明してくれているので、植物に詳しくない人でも読みやすい本だと感じました。また、身近な植物の話が多く出てくるので、イメージしやすく、そういう仕組みだったのかと納得感を得ながら楽しく読み進めることが出来ました。植物学を少しかじれる面白い本でした!

  • 植物も自然の中では、生き残る為、自ら変化し生存し、それを人間が都合の良いように変化させている対比が面白かった。

  • 冬づた夏づた
    板目柾目

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著者プロフィール

稲垣 栄洋(いながき・ひでひろ):1968年静岡市生まれ。岡山大学大学院農学研究科修了。農学博士。専攻は雑草生態学。農林水産省、静岡県農林技術研究所等を経て、静岡大学大学院教授。農業研究に携わる傍ら、雑草や昆虫など身近な生き物に関する記述や講演を行っている。著書に、『身近な雑草の愉快な生きかた』『身近な野菜のなるほど観察録』『身近な虫たちの華麗な生きかた』『身近な野の草 日本のこころ』(ちくま文庫)、『植物はなぜ動かないのか』『雑草はなぜそこに生えているのか』『イネという不思議な植物』『はずれ者が進化をつくる』『ナマケモノは、なぜ怠けるのか』(ちくまプリマー新書)、『たたかう植物』(ちくま新書)など多数。

「2023年 『身近な植物の賢い生きかた』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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