- Amazon.co.jp ・本 (263ページ)
- / ISBN・EAN: 9784575234831
感想・レビュー・書評
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ジャケットがかわいい。
ストーリーはほとんど忘れてしまったけれど、
ちょっと村上春樹っぽくて好きでした。
バイオテロをいち早く題材にしていて
前衛的でした詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
恵弥登場第二弾!
こっちのほうが、一作目よりだんぜん面白かった!!
これも一応恵弥を探偵役とした推理小説。
一作目「MAZE」の印象で、彼は「全てを知った上で行動している」人物だと思っていたので、実際に何も知らない主人公設定にはびっくりしました。
2009年に彼が主役の第三弾が出たみたいですね。読みたい~~。 -
もっと長くてもよかった気がする。
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MAZEの続編というか、シリーズもの。
話自体はそんなにつながってないけれど、オカマ口調の登場人物はやっぱり良い味だしてて好きです。
前回はオカマ口調のキャラを外側から見た魅力。
今回は内側から見た魅力。 -
「MAZE」とは登場人物が共通しているというだけで、内容はまったく関係ない話だな。事件はもちろん、「クレオパトラの夢」とはなんなのか、それが気になる気になる。登場人物たちの駆け引きにもハラハラしっぱなし。そしてそれ以上に気になるのが、今回主人公でもある神原恵弥の存在。ていうか、恵弥カッコよすぎます。あんた何者?って気がしないでもないけれど。なんだか、恩田作品に登場するオネエ言葉の男性(笑)って魅力的だよなあ。「麦かじ」の校長とか。
ところでここに登場する「冷凍みかん」の話は、異形コレクション「GOD」に載ってるあれだよねえ。こういう風にさりげなく物語がリンクしているのも魅力。 -
「「感傷ね」和見が呟いた。「感傷よ」恵弥も答える。」
面白かったー!!
何よりも恵弥のキャラが良い!!
面白すぎるーー。
外見、かっこよくって、中身、すごくって、おねえ言葉ってナニモノ!?
これは早速MEZEも読まないとだな。
謎自体はそんなに興味がなかったんだけれど、とにかくキャラが○
良かったのでした。
【12/18読了・初読・市立図書館】 -
図書館より拝借。
ミステリ?
なんだかシリーズものの2冊目を読んだっぽい…? -
○2009/08/23
うん、今回ははっきり当たり外れとは言えないけど、読んで悪くはなかったなという。完全に大人しか出てこない、関係性が面白い話だったけど、特に恵弥と和見の関係がいい。大人になってからの双子としての距離感。そしてオカマになってしまった自分の片割れ……複雑だけど楽しそう?(笑)
あんまりこういう濃さでキャラが立ってるのは好きじゃないんだけど、恵弥の立ち振る舞いというか、裏で考えてることも筒抜けで、それでいて面白い台詞を言ったりしてくれるから飽きない。
でも大してここが見せ場!盛り上がり!!っていうところが掴みにくかったかな。色々起こってるのに波が平坦ぎみ。
そして読んでる途中ずっと違和感だったのが、中途半端にH市とか伏せ字を使うこと。札幌出ててH市て。しかもG稜郭ってなんぞ(笑)土方の終り=五稜郭なんて周知のことなんだし、別に名前出しても良かったんじゃないのかなぁ。 -
MAZEに登場した神原恵弥が双子の妹和見を東京に連れ戻すため
札幌へ上陸する。ただ家をでた妹を連れ戻しにきたはずの恵弥には
他になにやら用事がある様子。
「クレオパトラ」の正体と、それを追い求める人たち。
確かに゛クレオパトラの夢゛でした。
恵弥を筆頭にキャラの強い神原家の活躍をもっと読みたくなりました。