狂血 (R/EVOLUTION 7th Mission)

著者 :
  • 双葉社
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感想 : 26
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  • Amazon.co.jp ・本 (287ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575236217

感想・レビュー・書評

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  • 「血に狂う」だと思ってましたが「狂った血」でしたね・・・。

    最初からハッとなりました。
    リャンの・・・亮司に対する感情は、限りなく愛に近いものだと思います。
    男女間の愛ではないけれど、それでも良かったのになー、なんて。

    前から分かっていたことですが、亮司は本当に愛される人間なんだなぁ・・・。
    この物語の中にあって、唯一汚れていない存在だと思います。
    ただ、現実にもこんな人間は稀有でしょう。
    そして、そんな今日の亮司に深く影響を与えたムトウ。
    その息子が関わってこようとは・・・。
    終わり方があんな状態だっただけに、行く末がとても、とても心配です・・・。

    そして予想した通り、エナが・・・。
    最悪の結果でないだけまだマシかもしれませんが、ヤスフミはもう・・・。

    植村、ヤスフミ、桑田・・・と脱落者続出。
    今までも沢山の屍が積まれてきましたが、これから先はその比ではないと思うので
    決して楽しい気持ちじゃ読めない・・・けど、
    ウエンツが出てくるとあのウエンツしか出てこないんだwちょっと吹くw
    ムトウも、潮しか出てこない・・・。
    ちなみに鳩も脱落しそうで恐い。すみれとほのぼのしとけば良かったのに・・・。
    あぁ・・・二巻が懐かしい・・・。
    とりあえず私は亮司が無事ならそれで。次点はすみれかな。
    その次くらいに鳩とか。

    てゆかパイトゥーンはムエをどうしやがったこんちくしょう。
    ムエの息子が何れ復讐に立つのなら、関わってきそうな気がして・・・あわわ(汗)

    ここにきて登場人物が集結してきてるので果てしなく恐い。
    みんな破滅へと向かっていて、誰一人・・・希望が見えない。
    きっと、逃れられない所まで来てしまったんだろう。

    少しでも・・・生き延びてくれればいいのだけど。

    次巻からは“革命”の幕開け・・・でしょうか?
    不安だけど、楽しみでもある次巻に期待したい。

  • 第7弾
    外国人を追い出そうとする新法案と、ファービーの危険性が如実になる回。

    植村がとうとう死んだ!
    1巻ではまさしく「悪」でしかなかった植村だが、落ちぶれた状態で亮司に会いにきた時には同情してしまった。
    対して1巻で同情してた大川は、裏切りながら旨いこと生き抜いていて、逆に恨みが溜まっていく…
    翻弄されたエナとヤスフミは可哀想。
    それを許す心を持つ亮司は凄い…

    新たに出てきたムトウな息子。
    出会うべくして出会ったが、彼もまた裏社会を生きる人間へと成り下がる。

    壊れたハルカはそのままで、それが引き金となりドゥルダとホンダの恋は終わる。
    やり切れなくて辛い…

  • 確かに狂血とのタイトルがぴったりくる。
    エナは生き残ったのか。死んだ方が本人も周囲も幸せだったかもしれない。

    リャンは桑田をすっかり壊し、使い捨ててしまった。だんだん人が死んでいくなあ。

    シリーズも佳境なので、ここからは三巻借りて一気読み予定

  • [2014.02.03]

  • サーシャにも知らないことがあるんだ!こいつも人間だったんだなあ…。
    シリーズも佳境に突入で壮大な仕掛けが次々と稼働してく感じ。
    怖いやら楽しいら…亮司も久々に前面に出てきて彼がなにを見つめるのか興味深い。

  • 本当にこんなことおこってるのかしら

  • 革命シリーズ第7弾。
    シリーズの途中なので、詳しい内容には触れられないが、シリーズも後半になり、いろいろな謎が明かされていく。
    今後の展開から目が離せない!!

  • 「革命シリーズ」第7巻。

  • 内容(「BOOK」データベースより)
    不法滞在外国人を厳しく取り締まろうとする新法案は、その裏に国家を揺るがす程の重大な秘密が隠されているようだ。日本人とも多国籍とも違う、全く新しい血を持つ時代の申し子たちが、古い呪縛を壊し、新しい世界を支配していくのだろうか。“革命小説”シリーズ第7弾。

  • 図書館より拝借。

    前巻から少しずつサーシャのはなしが出てきて、終盤に向かってる感があります。
    …亮司がすきだ。

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著者プロフィール

大学時代は安全保障問題を専攻。大学卒業後、防衛庁に就職し、調査専門職として勤務。退職後、フリーライターを経て1999年に北朝鮮問題を題材とした『プラチナ・ビーズ』で作家デビュー。2001年『スリー・アゲーツ』で第3回大藪春彦賞を受賞。

「2018年 『焦土の鷲 イエロー・イーグル』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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