ブラック・ベルベット

著者 :
  • 双葉社
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本棚登録 : 980
感想 : 139
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  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575238983

感想・レビュー・書評

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  • 再読

  • やられた。最後まで橘疑ってたよ。
    全てが鮮やかに一転すると帯のあおりのとおり
    キレイに騙されたのに何故か爽快なのは
    結局誰も死んでないからかも。
    神原シリーズ他のも読んでみたい。

  • 恩田作品の中で、しっくりすっきり広げた風呂敷をまとめられた話。
    MAZE、クレオパトラの夢に続いて、神原恵弥シリーズ3作目。
    トルコを舞台に繰り広げられるDFという薬を追い求める話。トルコの風情がありありと伝わる作品で、一度訪れたことのある人にとっては紀行文のようにも感じられる。

  • いいね、こうゆう先が気になる
    ドキドキできる話は好きだ。
    本当に恩田陸は読ませるのがうまい。

    なぜかわからないけど、
    橘と恵弥の関係に『黒と茶の幻想』を思い出してた。
    なんでかなー?

  • これはおもしろかった!!!
    MAZE(神原恵弥)のシリーズで新刊が出るとは思っていなかったからびっくりでもあるし、これはきっちり風呂敷畳んだなー!!
    やられた!
    そして相変わらず、恩田さんの書く会話のテンポもたまらない!

    p340の「なかなかスリルがあったろ?」は、恩田さんのセリフとして再生されました。
    ははは!おもしろかった!

  • 行間から立ち上る異国のかおり。

  • 久しぶりの恩田陸
    上手いな~~
    ずっと読んでいられる

  • 恩田陸っぽい禍々しさが全くない!
    こ~ゆ~のも書けるんだね。
    むか~し良く読んだハヤカワノベルスのサスペンスみたいだ。
    しかし、このあっちゃこっちゃとっ散らかった状態を片付けてく手腕は『ドミノ』で実証済みだけど流石!
    シリーズなんだね。北海道が前なのかな?そっちも読んでみたい♪

  • 前作2作とも呼んでいるはずなのだけどうろ覚え
    そういう主人公の話があったなと思い出しながら読了
    恩田さんっぽいなーということに尽きる

  • 「MAZE」、「クレオパトラの夢」に続く、
    神原恵弥シーリーズ。
    (「クレオパトラの夢」については全然話しの内容を覚えていない。)

    ちゃんと終わった。
    恩田陸と言えば、感想はまずここから(笑)
    あっけない終わり方ではあるけど、ちゃんと着地したから、良し。

    D・Fという薬をめぐる話し。

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著者プロフィール

1964年宮城県生まれ。92年『六番目の小夜子』で、「日本ファンタジーノベル大賞」の最終候補作となり、デビュー。2005年『夜のピクニック』で「吉川英治文学新人賞」および「本屋大賞」、06年『ユージニア』で「日本推理作家協会賞」、07年『中庭の出来事』で「山本周五郎賞」、17年『蜜蜂と遠雷』で「直木賞」「本屋大賞」を受賞する。その他著書に、『ブラック・ベルベット』『なんとかしなくちゃ。青雲編』『鈍色幻視行』等がある。

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