優しい音楽 (双葉文庫 せ 8-1)

著者 : 瀬尾まいこ

• 双葉社 (2008年4月10日発売)

感想・レビュー・書評

[kaze229さんの感想 · 2016年6月1日]

人はとても邪魔臭い
その邪魔臭い分だけ
人は傷ついたりもする
でも
その邪魔臭い分だけ
人はいいもんだなぁ
と　思ったりもする

その「いいもんだなぁ」
が描かれた短編集です

[kujira34さんの感想 · 2016年3月16日]

いい話かなあと思うけど、ちょっとないなあという感じもして。。。

[kuri1219さんの感想 · 2016年3月6日]

3つのストーリーが入っていて さらりと読めます‼︎

[komachi31さんの感想 · 2016年3月1日]

評価が高いのと表紙が可愛らしかったので図書館で借りたのですが･･･なんか私の心に響くものがありませんでした。
星は表紙の可愛らしさだけです。
話はぜんぜんついていけませんでした･･･。

[ajiro080775さんの感想 · 2015年12月5日]

面白かった。
とても読みやすくて、読後の余韻も良かったのですが、
二つめの「タイムラグ」はちょっと共感できずに、入り込めなかったですね。「優しい音楽」「がらくた効果」はとても良かったです。自分の日常を同調させながら、あるあると思いながら。最後の余韻も良かったです。
最後の解説に書いてありましたが、確かに書き出しがうまい作者ですね。一気に読み終わりました。

[meg93124さんの感想 · 2015年11月13日]

瀬尾ワールドに見事にハマってしまい、学校帰りの電車で読了しました。
解説でも述べられていた通り、冒頭の書き出し方が絶妙。最初の数行を読んだらもう先が気になって仕方なくなってしまいました。
なかなかありえなさそうな恋愛についてのお話なのに、なぜか恋人たちの生活はイメージしやすく親しみやすいものに感じられました。
誰かと恋をしたり、愛しあったりしたくなる一冊だと思います。

[aki-19701011さんの感想 · 2015年10月29日]

３つのいずれも少し普通では考えられない設定の物語。そんな状況ある?!と少し驚くが　それがとても愉快で、各々の登場人物が徐々に気付いていくことに心が暖かくなってホロリとくる。　瀬尾さんの作品は外れがなく、人間関係の描き方が素晴らしい。自分もこんな風に人と関わっていきたいと毎回思う。

[あやのさんの感想 · 2015年8月15日]

じんわり、ほわほわと心に沁みる短編集です。やさしい気持ちになれますね。

[aliceiwlさんの感想 · 2015年6月26日]

表題作が特に良かった！
こういう暖かい話は、瀬尾まいこは抜群に上手い！

[manyamさんの感想 · 2015年5月14日]

ホームレスのおじさんを拾ってきちゃった話がいちばんすき

著者プロフィール

1974年大阪府生まれ。大谷女子大学文学部国文学科卒業。2001年『卵の緒』で「坊っちゃん文学賞大賞」を受賞。翌年、単行本『卵の緒』で作家デビューする。05年『幸福な食卓』で「吉川英治文学新人賞」、08年『戸村飯店 青春100連発』で「坪田譲治文学賞」、19年『そして、バトンは渡された』で「本屋大賞」を受賞する。その他著書に、『あと少し、もう少し』『春、戻る』『傑作はまだ』『夜明けのすべて』『その扉をたたく音』『夏の体温』等がある。