- Amazon.co.jp ・本 (480ページ)
- / ISBN・EAN: 9784575519952
感想・レビュー・書評
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図書館でなんとなく手に取った本。
読み進めるうちに、北九州監禁殺人事件が題材なのかなと気づいた。
重くて、怖くて、グロくて、
読み進めるのがつらいのに、ぐいぐい読みすすんでしまう。
マヤとアツコの供述から少しずつ明かされる
事件の全貌にぞっとする。
そして、最後の殺人を行ったのは誰か。
怖くて面白かった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
実際に起きた北九州連続監禁殺人事件がベース。
ベースというか、ほぼそのままでフィクションの部分は僅か。
僅かに肉付けされた部分にこれというメッセージ性もクリエイティブさもなく、ただあの忌まわしい事件をもう一度思い出させるだけのものでした。
また、実際の事件で勇気を出して逃げ出し、証言をした少女に対して失礼な内容ではないでしょうか。
そろそろ誉田作品は潮時かもしれません。
2015年1冊目。 -
甘い囁きで近付いて、知らぬ間に暴力によって支配されている。
サイコパスによる終わらない続いていくマインドコントロール。
恐ろしい、悍ましい。 -
気分が悪くなって途中で手を止めしまう。
私今、本を読んでるよな、と自分を安心させるぐらい
世の中が怖くなる -
言われているほどでもなくグロい描写は平気だった。被害者(加害者?)の方々の心理描写が一切なく、みんなケモノってことかな、と。
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残酷なシーンが多くて長くて辛かった。ラストシーンのあとの参考文献のページを見て、何とも言えない暗い気持ちになった。