- Amazon.co.jp ・本 (480ページ)
- / ISBN・EAN: 9784575519952
感想・レビュー・書評
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実際にあった事件を元にしてあるという事実を知りながら読むと吐き気がする。
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北九州監禁殺人事件を下敷きにした小説。
残念ながら、実際の事件が持つ凄まじい異常性を物語として超えようとする意気が空回りして、却ってリアリティを損なっている感が否めない。
特に、事件の真相をある登場人物の語り一つですべて説明してしまったところで心が離れてしまった。(しかも、無口な人物という設定なのにこのシーンで突然多弁になる)
キャラクター描写は魅力的で文体・構成も読み進めやすかっただけに悔やまれる。 -
誉田さんはグロいけど面白いと思ってましたが、これは(私には)グロいだけで引いたー。元になった事件をかなり詳細に取り入れてると思ったし、読み終わった後の重苦しさが半端ない。誰がアイツを殺したのか、あの2人はどうなったのか、スッキリしない点もあってモヤモヤします。
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とてつもなく残忍な物語だが、実際に起きた事件が元になっていることに驚きを感じる。
人間はそこまで鬼畜になり、そこまで飼い慣らされてしまうのか!
惜しいのは最後の部分。
島本が聖子に似た女性に会うシーン。
その時の対応が不自然すぎる。迷子を連れて来たらそれなりの聴き取りはするのに、あっけなく帰してしまっている。
もうひと工夫欲しかった。
とてもグロいので、読む方はそれなりの覚悟を... -
謎解きまでは最高に面白かった。でも結局、何が一番言いたかったのかがぼやけてしまった印象。結末を丸投げされてしまったような?小どんでん返しが重なりすぎて「いや、さっきのオチで良かったんじゃない?」て思ってしまったので★3。
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いやた読むのが辛かった!
2017年50冊 -
真相と結末が気になり、ページを捲る手が止まりませんでした。
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描写がリアルすぎて読みながら気持ち悪くなってしまった