女王は孤独を言い訳にしない 超能力には向かない職業(2) (双葉文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575523652

作品紹介・あらすじ

人の意識に入り込み、記憶や感情が〝読める〟刑事・麦子。しかしその力は制御不能で肝心な部分は自分の足で確かめるしかない。 そんな麦子は、あるマンションから「――どうしてヨッチャンはマリコサンを殺してしまったんだろう」という声を脳内で聞く。そこではかつて活躍したデザイナーやモデルたちが寄り合って住んでいた。聞き込みをしている矢先、実際に死体が発見されて――。

感想・レビュー・書評

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  • 2020年6月双葉文庫刊。書き下ろし。シリーズ2作目。超能力で謎は解けるか?というテーマ。かつて栄華を誇った男女数人が暮らすマンションでおこった殺人事件の謎解きが楽しい。超能力の理由を考える場面も面白い。特殊なシュチエーションをうまく構築して、楽しく読める話にしてある警察小説です。

  • どんなに仲良しでも、ほんとうの相手の気持ちを知ることは、とても難しい(*_*)

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著者プロフィール

一九六四年大分県生まれ。横浜市立大学文理学部卒業。二〇〇八年、「千の花になって」(文庫化にあたり『踏んでもいい女』に改題)で第九回小学館文庫小説賞を受賞し、デビュー。姉妹の確執を描いた第二作『凍花』がベストセラーに。他の著作に『幻霙』『日本一の女』『40歳の言いわけ』がある。

「2017年 『五十坂家の百年』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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