「居眠り磐音江戸双紙」読本: 収録特別書き下ろし中編時代小説居眠り磐音江戸双紙番外編跡継ぎ (双葉文庫 さ 19-26)

著者 :
  • 双葉社
3.29
  • (8)
  • (27)
  • (42)
  • (9)
  • (4)
本棚登録 : 381
感想 : 34
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (398ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575663150

作品紹介・あらすじ

平成の大ベストセラーといわれる書き下ろし長編時代小説「居眠り磐音江戸双紙」の初のガイドブック。豪華な「深川・本所」「江戸地図」の九面折り畳みカラー地図を始め、地図も読み物も充実。居眠り磐音の世界が2倍、3倍に楽しめます。若き日の由蔵と少女おこんの出会いを描いた書き下ろし中編小説「跡継ぎ」(シリーズ番外編)も収録。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 23巻まで出た時の発行なのでシリーズの途中までしか扱いがありませんが楽しめました。
    由蔵とおこんの出会いの物語を読み、本作品での二人の仲の良さと信頼の厚さの理由が分かりました。
    吉右衛門は若気の至りで一騒動が起こったことは生涯知らずに過ごすのでしょうね。

    江戸コラムも当時の状況を詳しく説明されていて良かったです。
    シリーズを読んでいる時に先に読んでおけばよかった…。

  • 収録されている番外編が楽しい。
    主要人物の若い頃の様子に今とのギャップや共通点を味わいながら読めました。
    おこんさんではなく、おこんちゃんも予想通りとっても魅力的な少女でした。彼女を見出した由蔵の眼力は流石に将来の老分というところ。
    2人だけの秘密のエピソードも可愛いくて、彼女が嫁に行った後の由蔵の喪失感がより理解できるようになりました。

  • 居眠り剣法の達人、磐音のシリーズのファンブック的な扱いの番外編にあたる。
    収録されている中編を読みたくて手に取った。
    まだ今津屋に奉公に上がる前の少女のおこんと、老分になる前の若き由蔵の出会いとちょっとした騒動が描かれていて、それぞれの若さが、本編を知る読者としてはちょっと楽しい。
    金兵衛や一朗太などおなじみのキャラクターの若き頃も登場し、嬉しく読んだ。

  • 由蔵とおこんの出会いの話。
    若くても変わらない2人。

    2019.12.6
    174

  • 居眠り磐音のガイドブック。

    中篇小説「跡継ぎ」は、おこんが今津屋への奉公に入るまでのあれこれ。
    今、物語で重要な位置を占めている人たちの若い頃の姿なども垣間見ることができ、本編に深みを与えています。

    巻頭の深川本所地図や江戸の地図、後半の年表が、良かった。そうだ、わたし、地図を眺めるのが子どもの頃から好きだったんだ。

  • おこんの奉公由来がわかった

  • 2018/9/8

  • ★2008年11冊目読了『 「居眠り磐音江戸双紙」読本 跡継ぎ』佐伯泰英著 評価B

  • TVの時代劇の影響での読書。
    磐音はかっこいいなと再認識。
    でも実はこのシリーズの文庫は、
    読んでなかったりする(^^;

  • 20161104読了

全34件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

佐伯 泰英(さえき やすひで)
1942年福岡県北九州市八幡西区生まれの小説家、写真家。日本大学藝術学部映画学科卒。当初は冒険小説や国際謀略小説を中心としたミステリー小説を執筆していたがヒットに恵まれず、編集者からの勧告に従って時代小説家に転身。初の書き下ろし時代小説『瑠璃の寺』がヒットし、以後作家活動は軌道に乗っていった。
代表作として、『陽炎の辻〜居眠り磐音 江戸双紙〜』のタイトルでドラマ化された『居眠り磐音 江戸双紙』シリーズ、『吉原裏同心』シリーズなど。

佐伯泰英の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×