春霞ノ乱-居眠り磐音江戸双紙(40) (双葉文庫)

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  • 双葉社
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  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575665833

感想・レビュー・書評

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  • 父の誘拐から解決まで、そして孫との対面。

  • 2013.10.1

  • 残り少なくなってきた居眠り磐根シリーズ。旧藩の騒動に巻き込まれる磐音。国家老夫婦の密航は若干突飛な気もしますが、ともかく、いつも通りおもしろい。

  • 居眠り磐音 江戸双紙 40
    陽炎ノ辻の1から楽しみして、早40巻である。
    おこんさんが、第2子を出産するが、磐音の父正睦が、さらわれ幽閉される。
    心配事が、次から次へと、出て来る。

    磐音自体、関前藩を離れた身であるが、父と呼べるのは、唯一正睦だけと言い切る所は、親子のつながりを感じさせる。
    正睦は、自分1人でなく家老の身であり、悪い方向に行けば、お家断絶、となってしまう重要な役職であり、隠居したいが、なかなか、事が運ばない。

    弥助、霧子の影の動きで、幽閉の場所も 元の尚武館と判る。
    最後は、正睦は、無事助けられて、孫の空也と睦月の間で、眠り込むが、昔の時代に、仕事中心の武士が、こんなに好々爺で、いいのか?と思ってしまう。

    でも、やはり、最後は、ほっこりで、終わると、ホットして、一気に読み終え
    た!と言う気になって、次の小説が、もう気になってしまう。

  • 関前藩の人達が、当たり前のように磐音を頼ってくるのって、ちょっと虫が良すぎるのではありませんか!と思いつつも、やはり磐音でないとこうはうまく解決できないんだよなと一人納得。

    しかし、四十巻ともなるとやはりそろそろねたが尽きてきた感が…。

    だたの浪人だった頃の縦横無尽な活躍が懐かしい。

  • 磐音の父母がいきなり江戸へ。
    もちろんそれなりに理由もあるのですが、やはり理由の一つは磐音の子どもを見たいのでしょう。
    序盤でいきなり豊後関前国家老である父が拉致され、救出のために奔走する磐音一行。
    黒幕はネタバレのためとりあえず置いておくとして、その拉致計画のために随分と前から布石を打つのは、相当な執念深さ。
    まだ国元のことも残っていますが、とりあえず江戸での件は解決します。
    早く次が読みたいです。

  • また新たな敵が。そのこともある意味複雑な気分なのだが、お代の方(豊後関前藩主正室)のキャラ変に違和感が。なので星をひとつマイナス。

  • 20130303 始まった頃のメンバーが登場してくると楽しい。模索中かもしれないが終わりが近いのかも。

  • シリーズ第四十弾
    本当に長く続いている。田沼一派との関係に今回旧藩が係わってくる
    背景に、旧藩に潜り込んだ田沼関係者が?
    父母との再会に、今後が!

  • 皆さん悟りをひらいてるな...

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著者プロフィール

佐伯 泰英(さえき やすひで)
1942年福岡県北九州市八幡西区生まれの小説家、写真家。日本大学藝術学部映画学科卒。当初は冒険小説や国際謀略小説を中心としたミステリー小説を執筆していたがヒットに恵まれず、編集者からの勧告に従って時代小説家に転身。初の書き下ろし時代小説『瑠璃の寺』がヒットし、以後作家活動は軌道に乗っていった。
代表作として、『陽炎の辻〜居眠り磐音 江戸双紙〜』のタイトルでドラマ化された『居眠り磐音 江戸双紙』シリーズ、『吉原裏同心』シリーズなど。

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