春霞ノ乱-居眠り磐音江戸双紙(40) (双葉文庫)

著者 :
  • 双葉社
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感想 : 59
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  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575665833

感想・レビュー・書評

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  • 関前藩内紛の巻き第一段。もちょっとして中古が安くなってから買おうと思っていたら次の巻が出てしまい、1月のカレンダー見たらその次の巻も出版予定で慌てて購入。
    内容は関前藩内紛のようでいて田沼の影が見えるといった感じ。次を読みたいなと思わせてくれた。
    じいさん、ばあさんも孫にあえて取り敢えずめでたしめでたし。

  • 少しマンネリ化し、次はどうしていくのかと思っていたら、こうきましたか。シリーズものであることを最大限に生かし、変化球を投げてきた感じで面白かった。この話は根が深い感じなので、すこし続くのかな。それにしても、これだけ続いてくると人々の輪が広がり、その再開シーンだけでも絵になってくる。凄いものだ。

  • L 居眠り磐音40

    磐音とおこんに第二子娘の睦月誕生。空也のときは逃亡時期でやたら生まれるまでが長かったけど、睦月は江戸に戻る前に妊娠してたから早い。娘だったのは予想通り。なんせ兄弟のパターンは速水兄弟やらで散々出てるからね。おこんが母ならここは娘で決まりでしょ。今回は会いたいと思っても簡単にはいけない関前の父母が秘密裏に江戸に来府で磐音おこんはびっくり仰天。照埜の相手は金兵衛さんで◯。正睦は藩の一部勢力にいきなり拉致られ磐音に救出されるっと。関前藩のゴタゴタにまた頭突っ込むのかと呆れながら読み進めるとチラホラ田沼の名前が。ははーん、ここに繋げるのかと感心してしまうね。
    尚武館佐々木道場跡地で磐音が感慨に浸るシーンが月日を感じさせるね。あのあたりがこのシリーズの最高地点だったよねぇ。

  • お江戸でなじみの方々が出てくると嬉しい。

  • シリーズ第40巻

    財政再建の成った関前藩で新たな内紛、バックには田沼。久しぶりの南町奉行の登場。

    メインストーリーである田沼との対決の前に、かくも小ネタで読者を待たせられるものだと感心してしまう。

    丁々発止やら、ほめあったり、へりくだったりの、流れるような時代ことばでの会話に、失われた文化・ゆとり・・・みたいな香りでほっとしちゃうんだろうなぁ・・・



    (2012/12/7)

  • 田沼との対決を早く読みたい!
    けど、わざわざ先に延ばされているような気がする・・・

  • 豊後関前のネタにまた巻き込まれましたよっと。ドラマのキャストが脳内で動き回っている。

  • 磐音が旧藩のために活躍するお話。旧藩の豊後関前藩では、江戸に海産物を持ってくるという事業を磐音が昔提案して、軌道に乗ってきて藩の借財も少なくなってきたところ。けど何でもうまく行ってる時には、邪な考えを持つ人がいて、なんでも阿片を江戸に運んでいるとの憶測が…。もしこれが幕府にバレたら藩はお取りつぶしになってしまう!ってなことで磐音の登場…なんだけど、わざわざ大分から磐音の父の国家老が秘密裏に船に乗って江戸にやってくるものかね?さらに言うなら奥方まで連れて…ってのは行きすぎじゃない?ちょっと江戸時代には考えられない感じの展開。今回の一件も田沼一派がちょっと絡んでるかも?ってにおわせてはいるんだけども、ちょっと横道にそれた感じ。50巻完結まであと10巻~~!

  • シリーズ40作目。全くの駄作。
    過去のあらすじをなぞるだけで、ストーリー展開が全くなし。

    最終的な結末は、田沼親子との対決と見えているのだから
    さっさとフィナーレに入って欲しい。

  • 磐音が旧藩のために活躍。
    40冊目。なんだか読んでしまう。
    江戸の描き方が好きなんだと思う。
    それだけ。

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著者プロフィール

佐伯 泰英(さえき やすひで)
1942年福岡県北九州市八幡西区生まれの小説家、写真家。日本大学藝術学部映画学科卒。当初は冒険小説や国際謀略小説を中心としたミステリー小説を執筆していたがヒットに恵まれず、編集者からの勧告に従って時代小説家に転身。初の書き下ろし時代小説『瑠璃の寺』がヒットし、以後作家活動は軌道に乗っていった。
代表作として、『陽炎の辻〜居眠り磐音 江戸双紙〜』のタイトルでドラマ化された『居眠り磐音 江戸双紙』シリーズ、『吉原裏同心』シリーズなど。

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