散華ノ刻-居眠り磐音江戸双紙(41) (双葉文庫)

著者 :
  • 双葉社
3.73
  • (29)
  • (61)
  • (64)
  • (4)
  • (0)
本棚登録 : 532
感想 : 54
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575665956

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 四十一弾、よくも続いている。
    前巻の続編で、旧藩に巣くう田沼一派との闘い。
    藩主正室・お代の方が哀れを誘う。
    相変わらずテンポはよく、緩急もある
    それにしても田沼一派は何を関前藩に仕掛けるのか?

  • L 居眠り磐音江戸双紙41

    豊後関前藩のゴタゴタ始末三部作その2。最初の方に正睦に関前藩の内情を説明させる長台詞に辟易。幸吉が大人になっちゃってさみしー。
    江戸の面々、所々に登場。シリーズ終盤に向け復習ですか?
    クライマックスの上意、なかなか良かった。それにしてもお代の方あわれ。 おこんの登場少なかったなぁ。

  • 父正睦と共に豊後関前藩の内紛を解決する。

  • シリース41作目だが、本書は前巻に引き続き、関前藩騒動の三部作その2。

    関前藩騒動の仕掛け人の裏には、田沼の陰謀があったことが明白となって、関前藩を出た磐音も父正陸や中居半蔵らと堂々タッグを組んで対抗せざるを得なくなって、ひとまず解決の巻。

    関前藩主の正室お代の方が、更年期を境にあまりに哀れな転落。

    その3では、いよいよ武左右衛門さんの活躍か?


    (2013/2/18)

  • 久しぶりに展開が面白かった。40巻~42巻は三部作なんだね。磐音の旧藩に関する陰謀の成敗の話は、なかなか面白い。ただこの小説の面倒なところは、同じ巻の中でいきさつをくどいほど繰り返し説明するところ。かなり前の巻での出来事の説明ならわかるが、同じ巻での出来事を繰り返し説明する必要があるのだろうか?もっと読み手の気持ちになってほしいな

  • 「居眠り磐音 江戸双紙 41 散華ノ刻」(佐伯泰英)を読んだ。今回は結構盛り上がってますね。新年早々の42が楽しみだな。

  • 武左右衛門さん、お変わりなくなにより。

    お代の方の所業がなんかもう哀れです。実高様ももう少しはやく決断してくれれば。むごいぜ一夫多妻。

  • 41巻にもなると、もはや近況を知りたいから読むという感じになってしまってます(笑)。少し飽きてきたのかな。

  • 居眠り磐音江戸双紙もはや41冊目。磐音ワールドもずいぶんと広がった。毎回趣向を凝らしながらおもしろさを損なわないのは凄い。シリーズものの強さを改めて感じる。10冊超えると本筋よりも登場人物たちの成長を示すちょっとしたエピソードのほうが楽しくなってくる。その意味で時間が止まったシリーズものではここまでのおもしろさが維持できないように感じる。さて、磐音シリーズである、関前藩3部作の2作目でほぼ収束したかに見えるが、3作目はどんな仕掛けをしているのだろう。楽しみである。

  • 関前藩騒動編3部作の2部読み終えました。磐音旧藩の正室お代の方の変わりように、びっくりしました。内紛にまたまた江戸家老がからみ、黒幕に木挽町の田沼が控えるが、磐音が先手先手で幕府まで巻き込みあっさり解決。来年早々に発売の次巻で田沼の反撃か?

全54件中 31 - 40件を表示

著者プロフィール

佐伯 泰英(さえき やすひで)
1942年福岡県北九州市八幡西区生まれの小説家、写真家。日本大学藝術学部映画学科卒。当初は冒険小説や国際謀略小説を中心としたミステリー小説を執筆していたがヒットに恵まれず、編集者からの勧告に従って時代小説家に転身。初の書き下ろし時代小説『瑠璃の寺』がヒットし、以後作家活動は軌道に乗っていった。
代表作として、『陽炎の辻〜居眠り磐音 江戸双紙〜』のタイトルでドラマ化された『居眠り磐音 江戸双紙』シリーズ、『吉原裏同心』シリーズなど。

佐伯泰英の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×