『坊っちゃん』の時代 (双葉文庫)

  • 双葉社
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感想 : 35
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  • Amazon.co.jp ・本 (261ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575712292

感想・レビュー・書評

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  • 夏目漱石や、明治時代の文豪達をモチーフに、この時代の人々の生活感が伝わる。おもしろい!文学少女だった私には、感動して読んだ小難しい言葉遣いのあの人達が、妙に親近感をもって見えてきて不思議です。この時代の人たちもビールをうまそうに飲む!
    全5部作の第1作品目です。私のお薦めは石川啄木が主役の第三章「かの蒼空に」です。啄木、グーで殴ってやりたくなります(笑)。

  • 近代の偉人をなるべく多く入れようとして虚構は色々ありますが、面白いですよ。絵も大変上手で、明治の雰囲気がそのまま匂い立つように伝わってきます。

  • 全5巻です。
    高校時代に出会いたかった。
    明治の小説がイマイチな方はこれで当時の情景を知るといいのでは。

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著者プロフィール

1949年、新潟県生まれ。上智大学外国語学部中退。
1985年『海峡を越えたホームラン』で講談社ノンフィクション賞、1998年『「坊ちゃん」の時代』(共著)で手塚治虫文化賞、2001年『二葉亭四迷の明治四十一年』など明治以来の日本人の思想と行動原理を掘り下げた業績により司馬遼太郎賞、2003年『昭和が明るかった頃』で講談社エッセイ賞受賞。『ソウルの練習問題』『「ただの人」の人生』『中年シングル生活』『白樺たちの大正』『おじさんはなぜ時代小説が好きか』『汽車旅放浪記』『家族の昭和』『「解説」する文学』など著書多数。

「2015年 『子規、最後の八年』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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