- Amazon.co.jp ・本 (70ページ)
- / ISBN・EAN: 9784580821583
作品紹介・あらすじ
おかあさん、あたし、こまっちゃったんだよ。ようくん、ゴンタなんだもん。ちっともいうこときかないし、雨がふってるのに、どこかにいっちゃったの。でもね、ふしぎなことがあったんだよ。あのね…。小学1年生以上。
感想・レビュー・書評
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幼い姉弟が体験した雨の日の不思議な出来事。
挿絵の雰囲気と物語がよくマッチしている。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
きらきらしていて、たのしかったなー!
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弟のようくんと公園に行くと、雨がふってきた。ゆびのさきが見えないくらいのひどい雨の中、ようくんが歩いていき見えなくなる。「ようくん、ようくん…」とよんでいると、鳥のはねの音とふしぎな声が聞こえ…。
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風邪のお母さんのかわりに、弟のようくんを公園へ連れていくあたし。
急に雨が降りだして―。
お母さんへのあたしのつぶやき。
弟とのやりとり、ちょっぴりの不安、虫や鳥たちの囁き、歌声。
いろんなものが合わさって、不思議な出来事がキラキラした何かに変わっていくようで、ステキでした。
「ようくん、ゴンタだよねえ。」
ゴンタ?何?と思いましたが、方言なんですね。
「こまったくん」とか「いたずらっ子」とか。
「ゴンタだけどさ」
しぶしぶ的な雰囲気の中に暖かい気持ちがが入っていて、ほんのり笑えて大好きです。