あまやどり (わくわくえどうわ)

著者 :
  • 文研出版
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本棚登録 : 53
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (70ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784580821583

作品紹介・あらすじ

おかあさん、あたし、こまっちゃったんだよ。ようくん、ゴンタなんだもん。ちっともいうこときかないし、雨がふってるのに、どこかにいっちゃったの。でもね、ふしぎなことがあったんだよ。あのね…。小学1年生以上。

感想・レビュー・書評

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  • 幼い姉弟が体験した雨の日の不思議な出来事。
    挿絵の雰囲気と物語がよくマッチしている。

  • きらきらしていて、たのしかったなー!

  •  弟のようくんと公園に行くと、雨がふってきた。ゆびのさきが見えないくらいのひどい雨の中、ようくんが歩いていき見えなくなる。「ようくん、ようくん…」とよんでいると、鳥のはねの音とふしぎな声が聞こえ…。

  • 風邪のお母さんのかわりに、弟のようくんを公園へ連れていくあたし。
    急に雨が降りだして―。
    お母さんへのあたしのつぶやき。
    弟とのやりとり、ちょっぴりの不安、虫や鳥たちの囁き、歌声。
    いろんなものが合わさって、不思議な出来事がキラキラした何かに変わっていくようで、ステキでした。
    「ようくん、ゴンタだよねえ。」
    ゴンタ?何?と思いましたが、方言なんですね。
    「こまったくん」とか「いたずらっ子」とか。
    「ゴンタだけどさ」
    しぶしぶ的な雰囲気の中に暖かい気持ちがが入っていて、ほんのり笑えて大好きです。

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著者プロフィール

1960年神奈川県生まれ。1982年より月刊保育絵本の編集に携わる。2006年『ケイゾウさんは四月がきらいです。』(福音館書店)で小学館児童出版文化賞、2010年『きのうの夜、おとうさんがおそく帰った、そのわけは…』(ひさかたチャイルド)で野間児童文芸賞、『あまやどり』(文研出版)でひろすけ童話賞を受賞した。ほかにも『おばけのおーちゃん』(福音館書店)、『ケータイくんとフジワラさん』(小学館)、『11月のおはなし どんぐりカプセル』(講談社)などがある。

「2018年 『ケイゾウさんの春・夏・秋・冬』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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