私、子ども欲しいかもしれない。:妊娠・出産・育児の〝どうしよう〟をとことん考えてみました

著者 :
  • 平凡社
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感想 : 45
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784582837612

感想・レビュー・書評

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  • あまり面白くない本だった。
    なんだろうなー、テーマは興味深いんだけど。
    もっとそれぞれに深掘りして欲しかったからかな。
    それぞれの人の表層的な部分だけで、どうしてその考えに至ったか、や、葛藤がみえてこなかった。
    そちらに興味があった。

  • 色んな人の考え方、生き方を知るって大事だなと改めて実感。世の中に溢れるイメージや世論に惑わされたり、自分をそれに寄せて行ったり、当てはめようとしては、自分ではなくなる。

    それぞれの選択をしても、それぞれの幸せがある。私も周りの人に聞く努力、理解する努力を惜しまず、多様性を尊重できる人間として邁進したい。

  • ついにココに来た。
    進学、友達づきあい、恋愛、恋愛、恋愛、恋愛、就職、人間関係、恋愛、キャリアアップ、恋愛、人間関係、転職、生きがい、結婚…

    もー悩みないでしょ。というくらい普通の人の悩みを一通りやった私のラスボス
    「子どもどうするか問題」。

    明日で41歳である。
    44歳で出産されたジャガー横田さんの体力・経済力の半分ももたない私が
    子どもが産める(かも)最後の時期になって
    産まなくていいのか〜! と悩み始めたのである。

    こどもを持とうと思ったことは、正直いちどもなかった。
    それがなぜ、どうして変わったかはnoteにでも書くとして…

    今の私と同じように「こども産まなかったら後悔するかも」と思った著者が
    こどもにまつわるさまざまな人からアンケートをとり、自身の考えを述べた本である。
    途中で本人が妊娠する。しかし「結局こども産んでんじゃん。そいういう結論じゃん」
    とならないところにこの本の価値がある、と思う。

    著者は言う。
    「(こんなに)たくさんの人の話を聞いていなかったら、こどものかわいさに脳がやられて「こどもは産んだ方がいいよ!」と言ってしまう。(略)そんな気持ち悪い人になりたくない」

    どちらを選んでも幸せになれる、と心の底から感じるまで待って(感じたからこそ)
    この本を書いたのだと思う。それがちゃんと伝わってくる。
    読み終わって、もう少しで分かりそうなところまで来た。
    「こどもを産むか産まないかではなくて、自分がどう生きるのか」が大事なのだ
    (でもまだ、ぐらぐらする。こういう本、考え方、もっと出るといいと思う)

  • 2018/01/31読了


    素敵な本を、久しぶりに読んだ気がする。
    色んな妊娠、出産、育児のエッセイを読んできたけど
    体験じゃなく、根元にあること
    ある一人の命のため、新しい人生のために母親はいて
    自分のためなだけじゃないんだって。
    幸せになれるし幸せにするし、人生がもっと輝くようになる
    ただし、それが「出産」だけではないということ。
    色んな生き方がある というのも肯定してくれる。


    女性の「今」を問うた上で、産む、産まないを肯定してくれたそのうえで、子供の意義を問いかける。


    漠然とした思い
    周りが産んでいるから、家族が期待しているから
    も、もちろんあるし
    街中で、職場で 見るママさんや妊婦さんにあこがれていたからもある。
    外部の影響がそうさせてると言ってしまえばそうだ。
    けどももう今ではしっかりと思える。


    家族がいたら愛でたい小さな命がいたら
    その先が時間やお金や健康や、あらゆることが大変でもきっと楽しいだろうし、乗り越えられるだろう。
    きっともっと良くなるだろうと心から思える。
    言葉にするには結構難しいことが、見事に言葉にできていたのがこの本であります。


    色んなママさんや女性としての道を選んだ方へのインタビュー
    そして「母親になる ってなぁ、、、」と当初はそこまで母親になることに積極的ではなかった犬山さんが
    ゆっくりと「母親」になっていく過程がとてもよくて
    人はこうやって親になっていくんだなあ
    ふむふむと思いながら読み進めていった
    この本は、あらゆる女性に読んでもらいたいと強く思いました。


    いつか
    本当は近い未来であってほしいのだけど
    私がその立場になる時には、この本をもう一度じっくり読みなおしたいと思います。

  • 今の日本と子供や夫婦のリアルがよくわかる本
    価値観の押し付けはなく、たくさんのヒントが散りばめられている 子供嫌いの人もストレスなく読めるし、男性と政治家には特に読んでほしいなぁ
    人生の勉強になりました

  • 働く母がベースで色々な立場の人を取材していて、著者が偏りなく聞きたいと思っているのを感じた。
    最後のインタビューは…カッコいい。
    自信ないけど、自分の人生にまず胸を張っていたい。

  • 請求記号:598.2||I 59
    資料ID:W0187425

  • 598

  • わたしに娘がうまれたことはわたしの人生でいちばんの幸運で、あとは娘の人生のサポートをするだけ、と思っているときに読んだ本。
    わたしにできることとできないことがある娘の人生のサポートにもきっとこの本は役立つと思った。

  •  バックパス読み放題にて
     犬山さんのお名前にはなんとなしに聞き覚えがあり(多分、テレビか何かであろう)読み放題でもあったので気になりダウンロードしてみました
     自分が子供を欲しいと思った時のこと
     不安とか色々なものがないまぜになっている、なったこと
     全部が全部正しいわけでもなく、どれが正解でもないけれど、つらづらと、アンケートを取った上での吐露が綴られているものでした

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著者プロフィール

‘81年大阪府生まれのコラムニスト。’11年、“美女にもかかわらず負けている恋愛エピソード”を収集した著書『負け美女?ルックスが仇になる?』(マガジンハウス)でデビュー。その後も『高学歴男子はなぜモテないのか』(扶桑社新書)、『言ってはいけないクソバイス』(ポプラ社)など計14冊の著書を上梓。近年は執筆業のみならずTVコメンテーターとしても活躍。『スッキリ』(日本テレビ系)、『ワイド!スクランブル』(テレビ朝日系)、『報道ランナー』(関西テレビ)にて日替わりコメンテーターとして毎週出演中。

「2020年 『すべての夫婦には問題があり、すべての問題には解決策がある』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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