お母さん二人いてもいいかな! ?

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  • ベストセラーズ (2015年10月24日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784584136799

お母さん二人いてもいいかな! ?の感想・レビュー・書評

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  • 語弊がないように書きたいのだが
    レズビアン=社会的弱者とは言い切れない。
    自由恋愛弱者とは言えるかもしれないけど・・・

    なのでこの手の本は
    普通の幸せを勝ち取るための私の悲喜こもごもが
    溢れすぎて
    胸やけすること多しだが
    この本は違う。
     
    私の暴論だがアイドルがみんなの笑顔が見たくて
    といわれると
    人の気持ちを先回りするなよと思ってしまう

    あなたが目立ちたい、踊りたい、モテたいは1mmもないの?そのためにファンを使いすぎるのは?と

    それに似ている。
    先回りして誰も傷つかない正論を吐く。

    だけど社会はそれだけでは成り立たないし、
    胸やけをしょっちゅう起こす。

    その胸やけを無かったことにしないで
    さらけ出してくれている。

  •  レズビアンのカップルの育児の本かと思ったら、どちらかというと恋愛の方がメインであった。中村さんのパートナーに対しての献身振りがすごくて、改めて自分には恋愛で相手の全てを受け止めるようなことは無理だと思った。鬱の重い人の何でも悪く捉えて責められるような状況はケツをまくって逃げ出したくなるに決まっている。そんな大変な状況にあって、漫画を描き続けるなんてすごすぎる。

     相手がパニックのような状態にあってもきちんと向き合って言葉で解きほぐしているような作業を丹念にしていて、すごかった。

  • 絵も好みでないし、タイトルからして遠巻きにしていたのだけれど、読んで良かった。

    徹底して真正面から人間と向き合おうとする姿勢と、言語化しようとする意欲が暑苦しく感じる人は多いと思う。
    平和に育ってきた者にとっては理解しえない範囲だろう。

    “まずは独身者が個人単位で暮らしやすい社会がいい”

    強者は利権をもつ。だからこそ、そのうえで照準は弱者に合わせる必要がある。
    弱者に恩恵を与えるのではない。弱者でも暮らしやすい社会は、強者も暮らしやすい社会である。

  • 某女性物書きさんが亡くなって
    それから知った中村さん

    ツイッターだの、某炎上騒ぎでの発言を見てから知りたくて本読んでみた
    もうちょっと知りたくなったな
    多才なんですね
    きれいだし…あれ?もしかして年齢近いかな(読んだ癖に曖昧)

  • 読了。
    「保護者からの気まぐれのおしおき」は絵と一緒にみると、すごくあせる。レイプの話は、衝撃が強かった。今日、1日考えることになるなと思う。出産の話が、あった。こんなに大変なことだったのかと知った。娘が生まれたとき、奥さんは実家に帰っていた。毎日、仕事が終ったあと顔を見に行った。そのとき、どんなに大変だったか、あまり想像できなかった。この本を読んで、少し想像ができた。

  • もしこれが知人が茶飲み話として「実は…」と語りだしたお話なら、
    もちょっと素直に受け容れられるかもしれんけどねぇ。
    う~ん なんだろう?
    スッと入んない。
    ぃや 入らせたくないんだな、この感覚は。

    絵柄が苦手ってこともあるし
    LGBTとは無関係に
    この著者さんの言いたがってること(と私が受け留めたもの)が、
    どうもしっくり来んのね。
    う~ん そうだな~。
    懐かしの『中学生日記』観てた時に似てるかなぁ。
    うん 仰っていることは正論なんだけどさ、
    自分が、子育てや誰かを好きになることに対して
    理論武装の必要性を考えたこともない呑気な人間だからなのかなぁ?
    敢えてひと言で表すと、このひと達 「窮屈」。

    あとね、ダダ漏れする「私を愛して」感を受けとめるには
    私は自分が大好き過ぎて手一杯で無理無理だ。
    器が小さいんだ、ごめんよ。

    ただ、私も虫が苦手なんで、子供の為に頑張ったってとこは素直に尊敬するんで、そこに★ひとつ追加。

  • いろいろ引用して感想を書こうと思います。法には触れないはずですが、この感想を読む人に自衛してもらわないと面白さが違うと思うのでよろしくお願いします。


    レズとかうつとかは別に特別なことだと思わないんですけど、人との向き合い方が丁寧すぎて変な顔しながら読んでいました。
    わたしは作者さんの作品はこれがはじめてなので、新しい価値観にあったような顔してました。
    ・病気に責任おしつける とか
    ・氷はまた凍る→安心する練習 とか
    ・私今の演説で~元気になるべきなんて思ってません~全否定しても大丈夫 とか
    ・身近な大人に徹底的に愛されてくれ とか
    言い回し?優しすぎる違和感みたいなものを感じていた。これが別の人間の価値観を理解しようとすることなのかな。(上記の価値観に異論があるというわけではないですよ、勿論)

    ・キヨちゃんの抱えている負の感情を常に全肯定します。(P59)
    とか、サツキさんも頭の良い女性だし、…やさしさというかこの抜粋部分は聡明さからくる慈愛だと思うのだけど。

    人との向き合い方が丁寧で、なんでこんなに本音で話し合っているのかと思いながら読んでいた。
    まっとうな人間関係すぎる。
    システマチックな家族間のやり方といい、本書を通して読んで、丁寧すぎるくらい丁寧な人間関係を見て、「いいなあ」と思うよりも違和感を感じた自分の気持ちもつかみきれない。
    ただ、
    「…今さら100%どうしようもない条件引っ張り出してきて「良かったのにね」だなんて 同情マークの不幸の烙印押されてもどうすらいいの」(p144)
    「自分のせいじゃないときは逃げていい」(P150)
    「この悩み方がもうね
     尊厳を傷つけられた証拠なんですよ…
     納得してください
     自分は完全なる 被害者だと」(P156)
    「今 苦しいなら 100年経っても 今の話です…
     今さらじゃないです…」(P157)
    「犯人がもたらした幸せなんてありません…
     幸せになるたび ご自身の英断を褒めてください」(P160)
    とか、この方の著作からは新鮮な感情をうけとるので、もっと読める機会があればよいなと思った。もうちょっとしたら読むと思う。


    あと、雨宮まみさんとおかざき真里さんの「ずっと独身でいるつもり?」を読んでいたから、「独身でも既婚でも等しい保障を」はやはり日本のこれからの課題なのではないかなと思った。

  • お母さんが二人いてもいいと思います。「家族」であることにあぐらをかいて、何の努力もしていない家族より、悩んで学んで話し合って考え続ける「家族」の方が、よっぽど健全だと思います。

  • 同性カップルの話なのでこういうタイトルではあるけれど、描かれている内容はといえば、普通の家族の話で、日々のことを面白おかしく真面目に素敵に描かれた本。ホントに素敵な家族と著者を巡る素敵な人たちの話。
    感動もしたし笑いもしたけど、一番驚いたのは、珍先生が漫画家以外にたくさんの仕事をこなしてるってことろだった。

  • 考えさせられるけど、重くない。重くないといいつつも、ずっしりしたセリフが多いという。作者に対しては尊敬という言葉が出てくる。

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