ブンダバー (ポプラの木かげ 5)

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  • Amazon.co.jp ・本 (137ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591068304

感想・レビュー・書評

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  • 古道具屋のおしじさんが拾ったタンスから出てきた黒ネコのブンダバーは、人間の言葉を話せるのだった。
    ごきげんに楽しい物語。やんちゃで元気なブンダバーに引っぱられるようにぐんぐんどんどん読めます。
    話せるネコというひみつをどうやって町の人たちに受け入れてもらえるかという展開も真っ直ぐでいいですし、そこから巻き起こる騒動とその結末も微笑ましくて素敵です。そして佐竹美保さんの挿絵がブンダバーの魅力を倍増しています。
    10巻まで出ているシリーズの第1巻。導入部として楽しく面白く、早く続きが読みたくなります。

  • おしゃべりできる猫、ブンダバーとタンスのたんちゃんのお話。

    小学4年の親戚の子に勧められて読んでみました。

    ほのぼのでおもしろかったです。

  • シリーズ名だけは聞いたことあった「ブンダバー」。
    ずっとブン↑ダバーだと思っていたけど表紙の綴りを見たらBじゃなくてWの「wunderbar」。
    ドイツ語の「素晴らしい」、つまりブン↓ダバーだったとは…。


    しゃべる猫のお話。
    テレビ局がやってくるけれど、ブンダバーはマイクの前ではしゃべらず、町にのどかな時間がまた戻ってきた。
    擬音語も多くて思ったより低年齢層向けだった。

    おじいさんとおばあさん、モモや町の人がブンダバーをあっさり受け入れているのも小さい子向けならでは。

  • 古道具屋さんのおしじさんが拾った洋服ダンスから出てきた、喋る黒猫ブンダバー。タンスもタンちゃんと呼ばれてクネクネ動く。
    ブンダバーがとにかく可愛い!
    せっかく喋れるのにおしじさんと奥さんのリンさん以外に話しかけてはいけない、と言われてつまらなそうなブンダバー。
    街の人たちにじんわり溶け込んでいく様が微笑ましい。次は何をしでかすのか、続きが楽しみです。

  • あっという間に読めてしまいました。あんがい身近にいる動物たちも、人間のことがわかっているけど、知らん顔しているのかも。そう思わせてしまうくらい、おもしろかった。

著者プロフィール

1966年、東京に生まれる。文化学院美術科卒業。子供の本の創作や翻訳に意欲的に取り組み、またイラストレーターとしても活躍している。挿絵の仕事に『おねちゃんはドキドキ一年生』(講談社)、絵本に『あかちゃんからのおくりもの』著作に『ブンダバー』シリーズ、『ブンダバーとなかまたち』シリーズ。訳書に『チビねずくんのながーいよる』『チビねずくんのあつーいいちにち』『チビねずくんのクリスマス』『サリー、山へいく』『サリー、海へいく』(以上・ポプラ社)などがある。

「2021年 『50代になった娘が選ぶ母のお洋服 魔法のクローゼット』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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