([か]1-1)古本道場 (ポプラ文庫 か 1-1)

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  • Amazon.co.jp ・本 (279ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591103494

感想・レビュー・書評

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  • ラストの世界古本屋巡りが好き(´ε` )
    各国を飛び回る角田さんの古本力は師匠越えしてると思うんだ。

    師匠の文章やノリがキッチュで頂けない。キッチュな古本屋たちがキッチュに紹介されていて、ぜひ寄ってみたくなる。
    一体どういう意味何だろう?・・・調べたら負けかなと思ってる。

    渋谷が皆に嫌われていて悲しい(´;ω;`)

  •  作家の角田光代が道場主の岡崎武志に与えられた課題をクリアしながら都内各地の古本屋をめぐるというエッセイ。
     
     角田光代は古本屋に行って、珍しい本を見つけて買ってくるだけ。古本屋の主人にインタビューして、その人を掘り下げるでもなく、開業以来の歴史を紹介するでもなく、素人でもできることをしてるだけ。直木作家なんだからもっとなにかすることあるだろうと思う。ただのやっつけ仕事だ。
     
     道場主の岡崎氏とと弟子の矢名助のコントっぽい掛け合いは、ツボにはまる人もいるかもしれないが、すべりまくっている気がする。『水曜どうでしょう』でもみて大泉洋とミスターとの掛け合いから学んでもらいたい。

     写真をもっと増やせば古本屋ガイドとしてそれなりのものになったと思うが、この内容を文字だけで表現しようとした意図が不明、というか不可解。これは編集者が悪い。
     

著者プロフィール

1967年神奈川県生まれ。早稲田大学第一文学部文芸科卒業。90年『幸福な遊戯』で「海燕新人文学賞」を受賞し、デビュー。96年『まどろむ夜のUFO』で、「野間文芸新人賞」、2003年『空中庭園』で「婦人公論文芸賞」、05年『対岸の彼女』で「直木賞」、07年『八日目の蝉』で「中央公論文芸賞」、11年『ツリーハウス』で「伊藤整文学賞」、12年『かなたの子』で「泉鏡花文学賞」、『紙の月』で「柴田錬三郎賞」、14年『私のなかの彼女』で「河合隼雄物語賞」、21年『源氏物語』の完全新訳で「読売文学賞」を受賞する。他の著書に、『月と雷』『坂の途中の家』『銀の夜』『タラント』、エッセイ集『世界は終わりそうにない』『月夜の散歩』等がある。

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