- Amazon.co.jp ・本 (406ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591110294
感想・レビュー・書評
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図書館
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無茶苦茶な展開だったけど
不思議と爽快感ありました -
本作は、アホで一途な4人組
イノケン、メタボン、リョーイチ、わび助が、
"ねーさん"の幸せのために一生懸命奮闘する物語である。
ノリと勢いと一途な想いに行動力が伴えば、
雲を掴む話しで、雲が掴める!!
そんな作品である。
大人の分別など身につける前のピュアで無謀な高校生は、
ある意味無敵かもしれないなー…
なんてことまで思いつつ、
自身の高校時代を思い出してしまった。
よくよく考えると突っ込みどころは多々あれど、
それを感じさせないテンポの良さが、本作にはある。
会話や独白主体の軽い調子の文体が、
テンポの良さを作りあげ、読みやすくしているのだろう。
本作は、さくさく読めて、読後もさわやかなので、
気軽な気持ちで手に取ってもらえる作品だと思う。
ただし、本作には軽さや疾走感はあっても、
THE青春!!といった何かに打ち込む熱さや
思い悩む重苦しさなどはないので、
そういった青春ものを好む方には、本作は合わないだろう。
ちなみに、個人的には、
わび助の父のキャラが、登場はほんの僅かながら、
かなり良い味を出していると思っている。
小さくまとまってない感じがカッコイイ。 -
面白かった。
面白かったが、なんだかちょっと期待よりも下回っちゃったかなぁ。
ハラハラドキドキ感が足りないというか…。
ちょっと予定調和な部分と、荒唐無稽過ぎる部分が多かったような気がする。 -
あらすじを全く知らずに読む。前作のような現代風スポーツ根性物、陸上部のドラマかと思ったら、全く違う内容。クライマックスは果たして時間内に成田にたどり着けるのかとハラハラドキドキで楽しめた。いかにもと言った感じの青春物と一線を画したストーリーで陸上部はあくまでもオマケ。スポーツを意識させる題名とオープニングに騙されたか。個人的にはもう少しファンクラブの誰かとうまくいって欲しい気もしたかな。面白かったけどね。
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んー
青春物とわかっていたけど、ベタ過ぎる!
けど良いね〜 -
途中までストーリーがどう展開していくのか読めない部分はあったが、転がりだすと怒涛の爽やか青春ものだった。
王道だが爽快感のある王道で、読み終わった後に気持ち良さが残った。