([え]2-22)仮面の恐怖王 江戸川乱歩・少年探偵22 (ポプラ文庫クラシック え 2-22 少年探偵)
- ポプラ社 (2009年9月5日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (235ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591111499
作品紹介・あらすじ
鉄仮面の男が西洋館から「星の宝冠」を盗もうとしているとの知らせをうけて、名探偵明智小五郎が駆けつける。ところが、うしろから何者かにおそわれ、気がつくと、そこは窓のないふしぎな小部屋。ついに明智探偵が捕らわれの身に?恐怖王との知恵の闘いが始まる。
感想・レビュー・書評
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前作?の黄金仮面逮捕により見つけた徳川埋蔵金発見のお礼にもらった500万で買った無線機、これか。順序があべこべな感を受けるが、こじつけ?
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シリーズ第22弾。
『魔法博士』で小6だった井上君とノロちゃんですが、井上君だけが中学1年生になっていました。
また、井上君はお父さんに拳闘を習っていたはずなのに柔道に変わっています。
矛盾点が気になり、話の内容に集中できませんでした。
マンネリ化している中で、洞窟の中の話が新鮮で良かったです。
そうなんです。少年少女たちに『がんばる力』『諦めない気持ち』を伝えなければならないんです。
それにしても小林少年に助けを求めるなんて、今回の二十面相は格好悪すぎです。命の恩人の小林少年と、次回どんな顔して対決するんでしょう? -
鉄仮面の男が西洋館から「星の宝冠」を盗もうとしているとの知らせをうけて、名探偵明智小五郎が駆けつける。ところが、うしろから何者かにおそわれ、気がつくと、そこは窓のないふしぎな小部屋。ついに明智探偵が捕らわれの身に?恐怖王との知恵の闘いが始まる。
【解説/許光俊】 -
何故かこの巻辺りから、
四十面相とは呼ばれなくなる。
最後ゴリラの着ぐるみに入ってまで、
少年探偵団を怖がらせようとする二十面相。
どこかのあと書きでも書かれていたが、
本当に子供好きのおじさんであるなぁ。 -
いっちゃってる設定の中で割とまとも?!な感じかも。
後半のゴリラのシーンと結末。。。
一番怖かったのは土砂のシーンかも? -
少年探偵団シリーズにしては思いのほか明智探偵が前面に出てきていて、前半は明智探偵の活躍、後半は小林少年とポケット小僧が活躍します。
それにしても、今作は特に笑った。
二十面相が木に登ると既に木の上で待ち構えている明智とか、小林少年による二十面相衝撃のラストとか、子供心には大冒険なのかもしれないけれど、今読むとツッコミどころ満載で超楽しい! -
1959年発表
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2010.07.02.読破
解説/許 光俊 -
前半では明智探偵が、後半は小林少年、ポケット小僧が捕らわれの身になりながらの大脱出劇でした。
(2010/3/31)