- Amazon.co.jp ・本 (391ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591124185
感想・レビュー・書評
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序盤横柄な態度の哲司にイライラしながら読んだ。いつから何故心を開いたのか、いつ恋心が芽生えたのかがちょっと謎だったけど、人間くさいお話だった。
クラシックやオペラを知らないから少しカタカナが難しかったな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
母が生前住んでいた海辺の家に、鬱の療養と家の整理がてら帰ってきた哲司と昔夫と息子を亡くした喜美子の不倫物語。
なんか想像と違った。
絶賛されている割に普通。
主要登場人物に感情移入できなかったし魅力的に思えなかった。
哲司は初対面の人間にタメ口聞く時点でアウトだし、
喜美子はいい人だけど恋愛まで行くかあ?と不思議。押し付けがましいし。
それにいくら妻が嫌なヤツだからって離婚前に不倫したら同じレベルでしょ。。。
どこに感動すればいいかまったくわからなかった。
物語としても東京に戻ってからはよいけれど、それまででだれてしまった。
もっとうまい人なら短編で充分な話だと思う。
世界観を楽しむ物語だから、この世界に魅力を感じないなら冗長なだけ。
風景や家の中の描写はよかったので映画にしたら面白そう。 -
図書館で。四十九日のレシピが面白かったので借りてみたんですがアレの後に読むと同じようなお話だなあと思ってしまう。この作家さん、きっと美人よりも愛嬌があって家事(特に料理)上手な女性が好きなんだろうな。
それにしても彼の奥さんがあまりにテンプレな悪女過ぎてなんでこんなのと結婚したんだ、と思うけど…もしかしたら彼女なりに変わろうとした努力とかあったのかもしれないし、二人の話し合いが見えなくて残念。四十九日の話の次に読むと男の浮気は許すけど女の浮気は許さないぞ、みたいにも見えてちょっとな、と思います。
ペコちゃんも最初はちょっとおせっかいすぎるし図々しいしあまり好きなタイプではないな~と思いながら読みました。人の話聞かない人ってなんて言うかニガテ。自暴自棄な主人公君もナンダカナ、と思うし。
夏休み楽しかった、でも日常に戻ります、というオチでも人生って感じで良かったんじゃないかなあ。ペコちゃんと過ごした優しい時間を心に奥さんと娘さんに優しくしてあげることはできなかったんだろうか?と思うのは私が感傷的すぎるのかな。そして取って付けたようなペコちゃんの家族候補とその最後もナンダカナ、と思うし。そんな全方向的にハピエンにするならペコちゃんには独立してきちんと働いてほしかったな、と思いました。大体、店を持つと家の面倒見てもらうが一緒ってちょっと公私混同すぎるよね…。そして。
39はオバハンじゃないでしょ~(笑) -
ブックオフ行き
まあまあかな -
男の人は楽しめるのかなぁ。
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うーん…恋愛小説だったか!主人公が心の病でどうなることか、と思ったけど、出会った喜美子さんと関わっていくなかで主人公の心が回復していく過程が良かった。二人のやりとりが面白く、笑ってしまうところもあった。