([い]4-2)四十九日のレシピ (ポプラ文庫 い 4-2)

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  • Amazon.co.jp ・本 (297ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591126653

感想・レビュー・書評

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  • 映画を見て、原作を読みたくなって購入。
    四十九日で楽しい大宴会をして送り出す。
    この世に留まっている四十九日で修復されたもの、それに涙しました。

  • レシピ欲しい!

    >コメントありがとうございます!
    レシピのレシピ、ぜったい読みます♪

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「レシピ欲しい!」
      レシピ本出ましたね!
      http://booklog.jp/item/1/4591136647
      「レシピ欲しい!」
      レシピ本出ましたね!
      http://booklog.jp/item/1/4591136647
      2014/02/28
    • 鈴蘭さん
      コメントの返信の仕方をやっと覚えました(苦笑
      情報ありがとうございます!
      さっそく読みたい本に追加しました^^
      コメントの返信の仕方をやっと覚えました(苦笑
      情報ありがとうございます!
      さっそく読みたい本に追加しました^^
      2014/03/28
    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「読みたい本に追加」
      実は未だ読んでいない、、、(一度、図書館に予約して順番が回ってきたのですが、取りに行けず)
      さらにテレビドラマも映...
      「読みたい本に追加」
      実は未だ読んでいない、、、(一度、図書館に予約して順番が回ってきたのですが、取りに行けず)
      さらにテレビドラマも映画も観てない。近々DVDが出るのでレンタル予定
      2014/03/28
  • よかった。
    父と娘が抱えた哀しみが、徐々に解きほぐされていく過程が素晴らしかった。
    テーマは一見重たいのに、とっても読みやすくて、しかもおもしろくてたくさん笑える。
    読んで心が軽くなった。素敵な作品に出会えた。

  • 後添いとなった奥さんが亡くなった後の、老人とその娘さんの物語。

    不器用で、一般的にはそう恵まれているとはいえない二人だが、それでもしあわせを感じながら生きることができる、という福音がほのかに感じられるところが好ましい。

    良著。

  • 劇団ひとりの小説を買いに行って、隣で平積みされてたこの本にひかれて一緒に購入。

    ほろりほろりと涙。

    いろんなものに守られてるんだなーって。
    いい小説だった。当たり。

  • 優しい、いい本でした。
    乙美を亡くした良平と百合子のもとへ来た井本とハルミという二人の若者。乙美が残してくれた「暮らしのレシピ」と井本とハルミによって、乙美への理解を深め、前向きになっていく良平と百合子の親子。
    迎えた乙美の四九日に来た百合子の夫・浩之。それを良平が百合子に伝える所が涙。

  • 以前NHKのドラマであったことは知っていたんですが、全然見てなくて。
    なにかドラマ化された原作はないかな~と、そんな軽い気持ちで図書館で見つけ読むことにしたのですが・・・

    なんとなんと!! あまりの面白さに1日で読了(笑)
    しかも、笑えたかと思うと、涙涙だったり。一冊の中に笑と涙がてんこ盛り。
    こんなことならドラマも見とけばよかったかなと思ったり。
    いやいや、小説がこんなに面白かったんだから、見てなくてよかったかなと思ったり。それぐらいよかった!!

    イモちゃん、ハルちゃんは残された二人の為に乙美さんが送り込んできてくれたと信じたい! 

    色々あったけど、ラストはハッピーエンドでホンとによかった。
    読んでほんとによかったと思える1冊。
    私も死ぬ前に主人と子供のためにレシピカード作っておこうかなと、真剣に考えてしまったなぁ~(苦笑)

  • あたたかくて、やさしくて、読後いい意味でぼーっとしてしまいした。タイトルにレシピとあるとおり、料理の記述は逸品で、きらびやかな料理ではなくあたたかい家庭料理が、目の前に浮かんできます。最初から最後まで、好みの一冊です。
    ラストは涙でしょっぱくなってしまいますが、あたたかいきもちになりたい方、おいしい家のご飯が恋しい方、ぜひ読んでみてください。
    2013.07.20

  • タイトルに『レシピ』とあるので、おいしいものがでてくる本かな〜と軽い気持ちで読んだのですが、まさかの号泣しながら読むことに。
    自分に重なる部分があったからだと思いますが、いい意味で裏切られました。
    もちろんしっかりおいしいものもでてきます!
    コロッケサンドに豚まん。手作りされたアツアツの豚まん、きっと、うまい!!と叫んでしまうだろうな〜

  • なんというすばらしい本なんだろう。
    心がす~と楽になる
    気持ちが明るくなる
    ほんとうの幸せとは何か。
    そして、ほんとうにすべきことは自分が決める事。
    今年読んだ本の中で3本の指に入ります。
    すべての人に読んでもらいたい。

    《本文より》
    きっと人生には何かが必要だ。
    食って寝て起きての日々を鮮やかに彩る何かが。
    幸せな作り出す何かが。

    笑い、喜び、驚き、ときめき、期待する。
    心を動かす美しい何かが。

    離れれば離れるほど百合子が恋しい。
    何から何までなつかしくてしょうがない。
    ちょっとしや対応の仕方、やさしい声、話し方、笑顔、何もかもが。
    当たり前です。一番仲の良いともだちが・・・
    誰よりも気のあった友人が妻になったんです。
    二十年近く一緒にいても、ずっといい関係でいられた。
    子供のことも考えても、母親が百合子だったら、どんない良かったかと思う。
    「遠慮をするな、百合子。お前は、お父さんにまで遠慮をするな」
    お父さん、と小さな声がした。
    「行け、気持ちが残っているなら、なりふり構わず追っかけろ。
    振り返るな。振り返ったらいかん、人生は短いぞ。」

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著者プロフィール

1969年三重県生まれ。中央大学法学部卒。出版社勤務を経て、2008年「風待ちのひと」(「夏の終わりのトラヴィアータ」改題)でポプラ社小説大賞・特別賞を受賞してデビュー。第二作『四十九日のレシピ』が大きな話題となり、テレビドラマ・映画化。『ミッドナイト・バス』が第27回山本周五郎賞、第151回直木三十五賞候補になる。このほかの作品に『なでし子物語』『Bar追分』『今はちょっと、ついてないだけ』『カンパニー』など。あたたかな眼差しと、映像がありありと浮かぶような描写力で多くのファンを持つ。

「2020年 『文庫 彼方の友へ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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