真夜中のパン屋さん 午前2時の転校生 (ポプラ文庫 日本文学)

著者 :
  • ポプラ社
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  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591131824

感想・レビュー・書評

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  • 転校生に振り回されつつ、希美の秘密?に、迫っていく。あれ?何これ、希美ちゃんて、カッコウに托卵されただけじゃないの?次に期待感

  • うん、相変わらず好きな感じですね。
    いろいろどんでん返しで面白いし、なんて言うか、普通に目の前でしゃべっているみたいに生き生き書くなぁって感じ。小説読んでるって言うよりは、ドラマ観てる感じ。
    希実の知られざる過去に近づいてきた。
    てか、暮林さんが、隠れたヒーロー過ぎる(笑)。

  • 新しいメンバー、謎の転校生の登場は秘密めいていた。
    彼が近づいてくる理由は何?
    色々怪しい事件に振り回されながら、色々な人の本来の姿が見えてくる。
    今回は、謎の転校生の不思議な行動に尽きる。

  • フルーツサンド食べたくなるなー!序章は安倍先生の事でしたか。上手いな。
    希美ちゃんが段々と変わっているのがよくわかるんだが、更に不穏になりそう。

  • 【あらすじ】
    夜が深まる頃、暗闇に温かい灯りをともすように「真夜中のパン屋さん」はオープンする。
    今回のお客様は希実につきまとう、少々変わった転校生。
    彼が企む〝計画″によりパン屋の面々は、またもや事件に巻き込まれて行く。

    【感想】

  •  憎いだけじゃない愛してるだけじゃない、心に積もった思いは出口を探して彼を魔法使いの元へと走らせる。

     この作品の重要なモチーフである親子関係がクローズアップされた今回、いつも以上に濃いキャラがでてきましたね~、孝太郎も考え方が極端なところがありますが、安倍医師のピントのずれた考え方は、本人に自覚がない分手強いです。
     どんなに嫌なヤツでも理解できない人でも、見方を変えれば違う一面が見えてくる、心の中には誰もが優しさを持っていることを思い出せるいい話でした。

  • 美作親子の確執が解消しそうになり、阿部医師も悪い人ではない気配になった。そこにカッコーの親が現れた。

  • 図書館で。
    非常にうっとおしい感じの転校生登場。人がぶすっとしてようが余計なお世話じゃないかなぁと思うんだけどそれにしてものぞみちゃんはチョロすぎるだろう、と思う。
    なんとなく登場人物全員が色々抱えているけれども根っからの悪人なんて居ないんだぜ、みたいな所に到着しそう。
    まあそれも心理だけどだからこそ悪人じゃないはずの人間の悪意とかは怖いのかもしれない。

    こだま君は癒しだなぁ~

  • ■ 1645.
    <読破期間>
    2016/6/11~2016/6/15

  • シリーズ第3弾。希美のクラスに転校生・孝太郎がやってきた。奇抜で変わった孝太郎、それに輪をかけたように掴めない安倍先生… 揺さぶられ振り回されグルングルンしてましたよ私w 出てくる登場人物全員が曲者揃いで目が離せず一気読みでした。ラストにカッコウの母が登場でどうなっていくのか… 感謝、感謝のお借り本。

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著者プロフィール

1975年、岐阜県生まれ。2005年に「ゆくとし くるとし」で第9回坊っちゃん文学賞大賞を受賞し、小説家としてデビュー。『真夜中のパン屋さん』で注目を集める。

「2019年 『路地裏のほたる食堂 3つの嘘』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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