みんなの少年探偵団 (ポプラ文庫 ん 1-10)

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  • Amazon.co.jp ・本 (227ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591152720

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  • 明智「ぼくや警察から逃れることはできても、二十面相でさえ、自分自身から逃れることはできないということですね。」

  • 万城目学や湊かなえが描く、それぞれの少年探偵団✨

  • 5人の作家による少年探偵団に対する深いオマージュ。それぞれに乱歩作品の雰囲気をよく醸し出しており、楽しく読むことができた。

    特に、藤谷治さんの『解散二十面相』は、二十面相のぼやき漫談を聞いているかのようで可笑しかった。少年探偵団や明智探偵のことを散々くさし、「面白いことっていうのは、自分で努力して作り出すものなんだ」と嘯く姿は、いかにも二十面相なら言いそうだと激しく首肯できた!

    一気に少年時代の気持ちに引き戻してくれる作品だった。

著者プロフィール

万城目学(まきめ・まなぶ)
1976年生まれ、大阪府出身。京都大学法学部卒。
2006年、『鴨川ホルモー』(第4回ボイルドエッグズ新人賞受賞)でデビュー。主な作品に『鹿男あをによし』、『プリンセス・トヨトミ』、『偉大なる、しゅららぼん』などがあり、いずれも文学賞ノミネート、映像化等など、大きな話題を呼ぶ。また、エッセイ集に『ザ・万歩計』、『ザ・万遊記』、対談本に『ぼくらの近代建築デラックス!』がある。

「2013年 『ザ・万字固め』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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