- Amazon.co.jp ・本 (334ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591181348
感想・レビュー・書評
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和菓子、好きです。
洋菓子の綺羅びやかな感じの良いけれど、どちらかと言えば趣きがあって、季節が感じられて眺めるのも飽きない和菓子が好きです。
そんな和菓子に魅せられて、和菓子職人を目指すために大学を卒業後、製菓学校へ進んだ涼太が主人公の話。
理想の和菓子を求めて「ぐるぐる」します。
涼太だけでなくて製菓学校の同期の仲間たちも「ぐるぐる」します。
様々な「ぐるぐる」を経験をして成長をしていきます。
製菓学校を舞台にした青春物語だと思いました。
面白かったです。
特にお菓子のことが書かれている所は、興味を持って読めました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ランチの煮魚を食べながら、その作り方を科学的に検証してしまうほどの理系大学生・涼太。変わり者の彼が出会ったのは、あまりに美しい和菓子だった。
主人公の涼太は理屈っぽい所がありますが、とても真っ直ぐな人で、その真っ直ぐさが周りの人に良い変化をもたらしていく様子がとても良かったです。和菓子作りを通して、製菓専門学校の仲間達と切磋琢磨していく姿にやや物足りなさを感じましたが、ほっこりとした気持ちになれる作品でした。 -
理屈っぽい理系大学生があることをきっかけに、和菓子職人を目指す話。主人公の生真面目な性格が、周囲の人たちのその後の人生に良い影響を与えているのが読んでいてわかった。
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ガリレオみたいな理屈っぽい理系男子が
製菓学校に通う話。
学園ドラマかと思う青さ。
本人以外も説教みたいな話が多くて
なんだか理詰めで疲れてしまう -
とてもおもしろいお話。
和菓子・洋菓子職人を目指す若者たちのお話。
みんなそれぞれ思いは違っても、頑張っている姿はかっこいいもの。 -
買ってすぐ読み終わりました。
すぐ読み終われる本てすごいですね。 -
とても真面目で理屈っぽい理系大学生の涼太。
そんな涼太が出会ったのは、華房がつくる美しい和菓子。
その和菓子に魅せられた涼太は、和菓子職人になるべく和菓子学校へ。
主人公の涼太が言うことは、
とても理屈っぽいんだけど、
正直でまっすぐで嘘がないから、
私自身の心にも刺さることがたくさんあった。
そして、思ったことをすぐに行動にできる涼太をうらやましくも感じた。
和菓子学校で出会う同じ班のメンバーたちも涼太の言葉や行動に刺激され
気持ちの変化が起きていくのも良かったし、
仲間を応援したり、励まし合ったり、
青春をたくさん感じることできた。
和菓子ってとても不思議で奥深いな〜。
餡を作るにもいろんな方法があり、
どれが正解でも間違いでもない。
人生の選択に通ずるものがあるかもしれない。
そしてその人生の選択に対し、師匠が伝えた言葉が好き。 -
理系の真っ直ぐな性格の男の子が和菓子の道へと行く物語、私はもう一人の女の子の物語も好きです
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面白かったです。
和菓子に惚れたんだねえ。