- Amazon.co.jp ・マンガ (210ページ)
- / ISBN・EAN: 9784592143062
作品紹介・あらすじ
爛熟の元禄の世を支えた五代将軍・綱吉。民からの悪名高き女将軍が、思わぬ穏やかな晩年の中に見つけた一時の夢…。そして、否応なく流れる世の趨勢とは…!? 2010年8月刊。
感想・レビュー・書評
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大奥第6巻では、将軍、綱吉、家宣が描かれている。
世継ぎとする自身の子を持つことができなかった綱吉が、若い頃から互いに思いを寄せつつも側室になることもなく、大奥総取締になった右衛門佐と最後に結ばれたことは、同じ女性として、少し救われた気になった。
家宣も、自身の体調よりも子どもを生むことを優先するなど、代々の将軍が、女性としての幸せよりその立場を優先して生きなければならない辛さが描かれているなぁと、改めて感じた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
老いた綱吉と右衛門佐の、最初で最後の夜。BLの名手よしながの描きたかった究極の男女愛かも。
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P66~67の桂昌院から打掛から徳子が自由になる場面が印象的。自分に素直になりしがらみや呪縛から解き放たれた時、すでに遅く・・。けど解き放たれ一歩出た時の表情は最高だった。燦然と輝き皆に恋されていたのに満たされていなかったというのも皮肉ではある。
そして家宣の時代。家宣、間部、左京の三角関係。せつない。悲しい。 -
…生きるという事は_女と男という事は!_ただ女の腹に種を付け子孫を残し家の血を繋いでいく事ではありますまい! 生まれて初めて惚れた女は誰よりも俺を本当に魔羅としか思ってねえお方だったって訳だ_いっそ清々しい程にな
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綱吉が死んだ。
家宣と間部詮房と左京のキャラクターがよくて面白かった。
江島生島事件ってなんだろう。 -
ようやく読めた。今回は綱吉と吉宗の間をまたぐ話。なかなかに女の業が凄いなあ。
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2010-08-21/1巻からここまで購入済み。